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{{Otheruses|日本の小正月|中華圏の風習|元宵節}}
{{出典の明記|date=2012年1月}}
'''小正月'''(こしょうがつ)とは、正月の望の日(満月の日、[[1月15日 (旧暦)|旧暦1月15日]])(または元日から1月15日まで)のこと。現在は新暦[[1月15日]]に行われる場合もある。[[元日]](または元日から[[1月7日]]まで)を大正月と呼ぶのに対してこのように呼ぶ。中国式の[[太陰太陽暦]]が導入される以前、[[望]]の日を月初としていたことの名残りと考えられている<ref>{{cite encyclopedia|encyclopedia=年中行事事典|page=305|date=1958-5-23|edition=初|editors=[[西角井正慶]]編|publisher=東京堂出版|oclc=29965492|isbn=4490100167}}</ref>。この小正月までが[[松の内]]であったものが江戸時代に徳川幕府の命により1月7日の[[大正月]]までとされたが、[[近畿関東地方]]以外に現在でも1月15日でが「松の内」とされる事が多いらなかった
 
この日の朝には[[小豆粥]]を食べる習慣があった。古くは『[[土佐日記]]』や『[[枕草子]]』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが記されている。現在でも[[東北地方]]の農村などに、[[左義長]]の前に小豆粥を食べる習慣が残っている地域がある。これらの地域では、元日から小正月の期間中に小豆(あるいは、獣肉を含む赤い色をした食品全般)を食することが禁忌とされている場合が多い。