「世紀末」の版間の差分

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[[20世紀]]最後の[[四半]]世紀における日本では、「世紀末」と「世の終わり」はほぼ同じ概念として用いられることがままあった。これは古くから「世も末」といった表現で通俗的にも根付いていた「[[末法思想|末世]]」と混同された可能性のほか、[[五島勉]]のベストセラー『[[ノストラダムスの大予言]]』([[1973年]]([[昭和]]48年)発行)によって、「[[1999年]]人類滅亡」という言説が広く人口に膾炙した結果、20世紀末と世界の終焉が直接的に結びつけられてしまったこと、世紀末の荒廃した世界を題材にした[[フィクション]]作品の影響などが一因として挙げられるであろう。なお、[[ノストラダムス]]の[[予言]]と1999年の破局を結びつける言説は、[[第二次世界大戦]]以降に現れたものであり、それ以前には全く見られない。
 
ちなみに3区分方式(初め、半ば、末)では[[1966年]](昭和41年)9月の時点で20世紀末と区分される。
 
==フィクションの中の「世紀末」==