「カシミール効果」の版間の差分

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{{物理学}}
[[File:Casimir plates-ja.png|thumb|right|300px|平行な二枚の板の間に働くカシミール効果]]
'''カシミール効果'''(カシミールこうか)は物理現象の一つ。
 
非常に小さい距離を隔てて設置された二枚の平面金属板が真空中で互いに引き合う現象を、静的'''静的カシミール効果'''(カシミールこうか)という。また、二枚の金属板を振動させると光子が生じる。これを動的'''動的カシミール効果'''という。以下では、静的カシミール効果について述べる。
 
金属板どうしの距離が大きいと効果は極端に小さくなるが、距離が小さければ効果は測定可能な大きさとなる。例えば、距離が 10nm(原子の大きさの100倍程度)のとき、カシミール効果は一気圧と同じ力を与える。正確な値は表面の幾何学的構造や他の因子に依存する。[http://physicsworld.com/cws/article/print/9747]
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== 歴史 ==
 
[[1948年]]、オランダのフィリップス研究所の[[物理学者]][[ヘンドリック・カシミール]] (Hendrik BG Casimir、ドイツ) と[[ダーク・ポルダー]](Dirk Polder、オランダ)は、平行に置かれた2枚の無[[帯電]]状態の金属板の間に吸引力が働くことを予想し、それを確かめる実験を編み出した[http://apod.nasa.gov/apod/ap061217.html]。この力を「カシミール効果」と呼ぶ。
 
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* {{Spedia|Casimir_Force|Casimir Force}}
 
{{Physics-stub}}
[[Category:量子力学|かしみいるこうか]]
{{Physics-stub|デフォルトソート:かしみいるこうか}}
 
[[Category:量子力学|かしみいるこうか]]
{{Physics-stub|かしみいるこうか}}
 
[[ar:تأثير كازيمير]]