「アビス」の版間の差分

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== 備考 ==
*[[オースン・スコット・カード]]によって[[小説化|ノベライゼーション]]が書かれている。
*製作開始当初自在に動き回る水の描写は透明なアクリルの模型を[[ストップ・モーション・アニメーション|コマ撮り]]で動かす予定であったが、ILMのアニメーションスタッフがCGIによる描写を可能にした。キャメロン監督は「液状のキャラクター」というアイディアの映像化を模索していたが、本作が実現した事でさらに推し進め、本作の視覚効果スタッフの多くと共に『[[ターミネーター2]]』を製作する。
*視覚効果のデザインには[[ジャン・ジロー]]やロン・コッブといったアーティストが参加。造形担当のスタッフに[[スクリーミング・マッド・ジョージ]]の名前もある。
*エド・ハリス演じるバッドが激怒して結婚指輪をトイレに捨て、思い直して拾い上げる場面がある。後の場面で大変重要な役割を演じる事になるのだがそこは拘りの強いキャメロン監督のこと、この指輪についても「リンジーから贈られた高級チタン製の指輪」と設定がされていた。映画で採り上げられた事により[[チタン]]や[[タングステン]]で指輪を製作していたアーネル社に多数照会が寄せられ「アビス・レプリカ」仕様の指輪を発売した<ref>http://titaniumrings.com/abyss.html</ref>。
*劇中、ネズミが特殊な液体に沈められるシーンがある。これは実際に酸素を含む特殊な液体を用意し、撮影された。複数のネズミが用意されたが、すべて生き残り、撮影後にスタッフのペットとなった。[[液体呼吸]]の項を参照のこと。
*舞台となる海には一切の魚が登場しない。
*俳優が出演する水中シーンはダイビングスポットとして有名な[[ミズーリ州]]ボンテールの鉱山と、建設中止で廃墟となったチェロキー原子力発電所([[サウスカロライナ州]]ガフニー)の格納容器にセットを作り撮影された。チェロキー原発は現在もディープコアのセットがそのまま残され、観光名所となっている。
*一方視覚効果による水中シーンの撮影は、前年公開の『[[レッド・オクトーバーを追え!]]』同様スモークを満たした密閉室にセットを作り、ミニチュアをワイヤーで吊るして撮影する方法(水を使わない「水中」撮影なので"Dry for Wet"と呼ばれる)が採られた。ミニチュアの潜水艇内部には超小型のフィルムプロジェクターと半透明の投射スクリーンが内蔵され、俳優の動きを撮影したフィルムを回しながらモーション・コントロール・カメラで低速度撮影することで操縦する人物の動きもフォロー可能にしている。
 
== DVD ==