「時計回り・反時計回り」の版間の差分

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時計の針が時計回りなのは、[[北回帰線]]より北で[[発明]]された[[日時計]]の影の回り方向に基づく。
 
== 利用 定義==
回転方向の時計・反時計回りの区別は、どちらの半空間側からその回転面(回転運動を射影した面)を観察しているか(どちら側の面が表か)を基にした表し方である。すなわち回転面を定め、観察側の面上に[[右手系]]のXY座標系を定めると、<math>\left(x,\, y\right) = \left(\cos \theta, \,\sin \theta\right) </math>は <math>\theta</math> の増加に従って、反時計回り回転となる。
一般に、[[ねじ]]、[[ボルト (部品)|ボルト]]や瓶などのキャップは、時計回りに回すとしまり、反時計回りに回すとゆるむように作られている。ねじ・ボルトが時計回りでしまるのは、多数派である[[右きき]]の場合、時計回りの方が力が入りやすいからである。そのため、一部の[[ガス管]]では、しめる時に力を入れすぎて亀裂が入るのを防ぐために逆向きになっている。また[[自転車]]のペダルも右は時計回りで締まり、左は反時計回りで締まるが、これは漕いでいる間にペダルが緩んで外れるのを防ぐため。
 
なお、方向ベクトル(回転軸)を基にして回転方向を表す言い方は、「[[右手系|右手]]・左手」回りと言う。
 
== 数学 ==
[[右手系]]平面[[座標系]]が標準なので<!--数学では-->[[平面角]]は反時計回りが正の向きとなる。<!--反時計回りを'''正の向き'''、時計回りを'''負の向き'''として[[平面角]]を表す。ただしこれは[[座標系]]に依存し、x軸とy軸を逆にする、y軸の[[正負]]を逆にするなどした非標準な[[左手系]]の座標系では、時計回りが正となる。-->
 
== 測量や航法などの分野 ==
[[方位角]]は、北を0°とし、時計回りに数を増加させる。
標準では[[左手系]]を用いるので、[[方位角]]は時計回りが正の向きとなる。
 
== 利用 ==
一般に、[[ねじ]]、[[ボルト (部品)|ボルト]]や瓶などのキャップは、時計回りに回すとしまり、反時計回りに回すとゆるむように作られている。ねじ・ボルトが時計回りでしまるのは、多数派である[[右きき]]の場合、時計回りの方が力が入りやすいからである。そのため、一部の[[ガス管]]では、しめる時に力を入れすぎて亀裂が入るのを防ぐために逆向きになっている。また[[自転車]]のペダルも右は時計回りで締まり、左は反時計回りで締まるが、これは漕いでいる間にペダルが緩んで外れるのを防ぐため。
 
== 例 ==
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* [[左右]]/[[前後]]/[[上下]]
* [[回転]]
* [[方位角]]
 
{{Math-stub}}