「アドルフ・クスマウル」の版間の差分

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[[1868年]]に、地球上ではじめて、長さ47cm、直径13mmの「硬性胃鏡」と呼んだ金属管を使用して生きた人間の胃の中を観察した医師。とはいってもその時代には現在の内視鏡のようなファイバーなどはなく、まっすぐの硬性胃鏡を、中国の[[呑剣士]]にまっすぐ飲み込んでもらい観察したという。また、胃内は当然まっくらで、現在なら内視鏡の先から照明で照らせばいいのだが、[[ろうそく]]の火でなんとか胃内を明るく見たという。
 
そのほか、[[1866年]]には自らの剖検例にて結節性動脈周囲炎(現在の[[結節性多発動脈炎]])を発見した。1874年には、[[糖尿病性ケトアシドーシス]]患者の呼吸について詳細に記載し、[[クスマウル呼吸]]と命名。大脳の言語回路についても考察し、[[クスマウル脈]]の命名者でもあるなど19世紀の医者の多聞にもれず多彩な活躍をした医師である。
 
 
== 関連項目 ==
* [[結節性多発動脈炎]]
* [[クスマウル徴候]]
* [[クスマウル呼吸]]
* [[線維素性唾液管炎]]([[:en:Polyarteritis nodosa|Polyarteritis nodosa]]、別名クスマウル病)
* [[選択的無言症]]([[:en:Selective mutism|Selective mutism]])
 
 
 
{{デフォルトソート:くすまうる あとるふ}}