「評価関数」の版間の差分

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素朴な評価関数の設計において、その精度は、プログラマのゲームの理解力に依存する。ゲームのどの要素を重視するか、取捨選択がプログラマに委ねられているためである。近年では、プログラマのゲームの理解だけに頼らない、大量のゲーム履歴データを用いた評価関数の設計の試みにより、精度が大幅に高まった。
 
将棋のソフトウェアである[[Bonanza]]は、6万局の棋譜から評価関数を自動生成した。[[2006年]]5月に行われた第16回[[世界コンピュータ将棋選手権大会]]においてBonanzaが優勝した。これを機に、他の将棋ソフトウェアも大量の棋譜から評価関数を生成する手法を用いるようになった。囲碁では 2006年、[[モンテカルロ法]]を応用しランダムに終局までをシミュレートし勝率の高かった着手を選択する手法を使ったソフトウェアCrazy Stoneが登場し、棋力向上を果たした。
 
==関連項目==