「学者」の版間の差分

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学者の格というのは、例外もあるが、世界的に見て[[論文]](分野によっては特に英語で書かれた[[査読]]付きフルペーパー)の質と数で決まると言っても過言ではない。学者としての一つの称号である博士を取得するには、大学によるが、通常3本以上の査読付き論文を必要とし、その後のポスト探しにおいても論文数が重要な要素となる。この評価方式であるため、ある意味、研究能力(論文数)に応じて平等とも言えるが、その生き残りは非常に困難である。本制度は、論文の書きにくいテーマを選んだ人に不利で、さらには他の面(人格、社会貢献や教育貢献)が評価の対象に上がり難く、この弊害が長年指摘され続けていた。
 
なお、学者の縦の繋がりは強いが、横の繋がりは少なく、分野が違うと顔見知りもおらず、またその分野独特のしきたりも違う。また各々の学者は、たとえば経済学者は原子力工学に関してほとんど理解していないように、自分の専門外の分野に関しては全くの素人と言っても過言でない。このことより蛸壺的な村社会であるとの指摘がある{{要出典|date=2007年12月}}。
 
また、研究者として要求される基礎的な能力としてあらゆる分野において英語の読解、作文、会話能力が要求される。さらに、心理学や経済学などを専攻する研究者は統計学を修得することが要求される。また、西洋史学や東洋史学などは、研究対象とする時代や地域などに関する様々な語学を修得しなければならない。具体的には、アルジェリアに関して研究する者はフランス語やアラビア語を習得しなければ歴史学者としても政治学者としても認められない。故に、アルジェリアに関する研究でフランス語やアラビア語の史資料を用いず英語のみで研究を行う者は語学習得という観点からみて致命的に学術水準が低いとみなさざるを得ない。
 
=== 学術論文 ===
学術[[論文]]を書くということは、まず文献データベースにより[[先行研究]]の調査を行うことから始まる。その後、テーマと[[仮説]]等を立て、[[実験]]・理論検討等を経て研究成果を書き上げる。次に、その原稿を[[学術雑誌]]に投稿し、原稿は2人以上の査読者の査読がかけられる。この査読は、新規性や文章構成等細かいチェックが入る。通常は1回はリジェクトされることが多い。査読にパスすると晴れて論文となり、学会誌に掲載される。この一連の流れには、およそ1年を要する。このため、平均的な学者は年に1本の論文生産となる。査読期間中に別論文を書く等で年2本以上の論文を書き上げることは不可能ではないが、相当の労力を必要とする。もっとも、分野によっては一つの研究で複数の論文を仕上げるから、この限りではない。
 
一方で、[[アメリカ合衆国]]の大学は政府や企業からの依託研究が多く、社会の研究機関として確立されている。また、アメリカの大学教授は、ベンチャー企業の社長を兼任する例が多い。
 
<!--(ちょっと浮いた感じがするので、必要無いのかもしれません)
=== 御用学者 ===
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