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'''簡単ケータイS'''(かんたんけーたい エス)は、[[au (携帯電話)|au]]ブランドを展開する[[KDDI]]および[[沖縄セルラー電話]]の通話専用[[携帯電話]]シリーズの名称である。[[京セラ]]製の'''A101K'''(えー いちぜろいち けー)と[[大韓民国|韓]]・[[パンテック&キュリテル]](パンテック・ワイヤレス・ジャパン)製の'''PT001'''(ぴーてぃー ぜろぜろいち)がある。
 
== 概要 ==
KDDIの同系会社であった[[ツーカー]]が発売した65歳以上<ref>[[2004年]](平成16年)~[[2005年]](平成17年)当時。</ref>の高齢者向け音声端末「'''[[ツーカーS]]'''」の好評を受け、そのauバージョンとして開発されたものが京セラ製の'''A101K'''である。基本的な機能はツーカーSとほぼ同じだが、新たに3つのワンタッチボタンが追加され、ユーザーが頻繁にかける電話番号を登録することができる。このワンタッチボタンの上に貼る相手記入用シールや、この端末を所有するユーザー自身の携帯電話の電話番号を書き込むことができるクリップ付の[[ストラップ]]も付属している。ツーカーが[[2008年]](平成20年)[[3月31日]]をもってサービスが終了したのに加え、[[NTTドコモ]]の対抗機種である「'''[[らくらくホンシンプル]]'''」も端末納入メーカーの[[三菱電機]]が携帯電話事業から撤退したため、それ以降のこの種の端末はA101Kが唯一となった。本機は思いのほか需要が伸びず[[2007年]](平成19年)度中に製造を終了したのち、[[2009年]](平成21年)[[8月]]にCDMA 1Xサービスの新規受付終了が決定したためA101Kは同年[[6月]]をもって販売終了となった。
 
また、[[2010年]](平成22年)[[8月10日]]にはA101Kとほぼ同じ外見を持った後継機種としてパンテック&キュリテル製の[[CDMA 1X WIN]]対応の'''PT001'''が発売された。なお、このPT001は70歳以上<ref>2010年~2011年当時。</ref>の高齢の新規ユーザー、および[[2012年]](平成24年)[[7月22日]]の周波数再編に伴い使用不可能となったA101Kを現在所有している既存ユーザーの代替需要を想定している<ref>[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100524/1031896/?P=5 佐野正弘の“日本的”ケータイ論「機能進化だけではない、ケータイ夏モデルに見るトレンドとは? “変えない”ことが使い勝手の向上に?」] - 日経トレンディネット</ref>。
<ref>[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100524/1031896/?P=5 佐野正弘の“日本的”ケータイ論「機能進化だけではない、ケータイ夏モデルに見るトレンドとは? “変えない”ことが使い勝手の向上に?」] - 日経トレンディネット</ref>。
 
== 沿革 ==