「日日の背信」の版間の差分

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== あらすじ ==
経済雑誌を発行している出版会社「経済と事業」社の社長である主人公:土居広之には、約2年間病床にある妻:土居知子がおり、これまでは浮気もせずに彼女のことを愛していたが、東京から車で東海道を通って2時間余のところにある、[[桜]]と[[孟宗竹]]と[[杉]]の木立に囲まれた[[湯河原]]の温泉宿でふとした行きずりに屋代幾子と出会う。幾子は未亡人となって[[満州]]から日本に[[引揚者|引揚げ]]てきたが、生活苦になり、苦境を[[銀座]]にある宝石貴金属商店・春日堂の社長:六角庫吉に救われて、今は彼の[[妾]]になっている。広之は病身の妻を愛しているとはいえ、日陰の人生に愛情を求めて足掻く情熱の女・幾子と出会ったことで、これまで無意識であった大人の男として奥底に潜んでいた愛の欲望ゆえに、彼女との恋愛に身を焦がす様になる。こうして広之の妻・知子に対する「日日の背信」が始まった...。
 
== 映画 ==