「窃視症」の版間の差分
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病的ともいえるが、健全な好奇心の所産であるとも考えられ、また他人の行動様式が気になるのは、社会学的に見ても[[人間]]の基本的な欲求の結果とも考えられる。
また圧倒的に男性にこの傾向を持つ者が多いなど[[性差]]は関係するものの、男女共に窃視症の傾向を持つ者は存在しており、必ずしも「男性が女性を覗き見る」とは言えない。日本で実施された大学生へのアンケート結果では、「覗きをしてみたいか?」という問いに対して「一回くらいなら」という程度まで含めると、男性の42.6%、女性では10.8%がしてみたいと答えている。ただし男性の側が「覗きをしてみたいか?」という問いに対して「非常にそう思う」と答えた側が全体の13.8%であるのに対し、女性の場合において「非常にそう思う」と答えたのは1.5%となっており、女性は全般的に覗きに興味を示しにくいといえよう。<ref>矢島正見:性犯罪に対しての男と女の構図_大学生の調査から_.犯罪と非行(2000年)</ref>
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