「固体ロケットブースター」の版間の差分

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固体ロケットブースタは一般的に設計、試験、生産の費用が同規模の液体燃料ロケットエンジンよりも安い。しかし、1回あたりの打ち上げ費用は同規模になる傾向がある。
 
固体燃料ロケットは着火すると燃え尽きるまで燃焼を止めるのは困難である。止める場合はノズルを爆発的に分離するか、あるいは直線状の[[成型炸薬]]で筐体を縦方向に分割する。後者の方法は安全破壊システムとして一般的である。どちらの方法でも(一般的にはこの時点で多くの部分の)推進剤は激しく燃え続けるだろうが、燃焼室内の圧力と推進剤の燃焼率を減らす事によって減らすことによって推力を止める。
 
SRBの故障する確率は約1%である。それらは一般的に故障時に突然筐体内の内圧が上昇して致命的な爆発に至る。([[チャレンジャー号爆発事故]]の[[スペースシャトル固体燃料補助ロケット|SRB]]の故障モードは例外的だった。)これらは有人宇宙船にとって深刻な脅威である。
 
固体燃料ブースターは地上での取り扱い時にも大きな脅威をもたらす。一度火薬の塊である推進剤が入れて固められた後は常に'''装填'''された状態となり発火や事故で爆発する可能性がある。
 
固体燃料ロケットは、安価ではあるが、万が一誤って点火した場合は打つ手がない。一例として[[2003年]][[8月22日]]、[[ブラジルロケット爆発事故|ブラジルでロケットの爆発事故]]があり21人が死亡した<ref>http://www.astronautix.com/lvs/vls.htm</ref>。