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[[中央競馬]]のクラシック三冠はイギリスのクラシック競走を模範として形成され、[[皐月賞]]・[[東京優駿]](日本ダービー)・[[菊花賞]]・[[桜花賞]]・[[優駿牝馬]](オークス)の5競走がクラシック競走として創設された。当初は牝馬の3冠目(ただし、牝馬は2冠までという考え方もあった)は本家と同様に菊花賞がそれに相当したが、[[1970年]]に3歳牝馬限定戦の[[ビクトリアカップ]]が創設され、のちに同じ役割を果たす競走として[[エリザベス女王杯]]、そして[[秋華賞]]が創設されると、牝馬三冠の最終戦はこれらに役割が移された。ただし、この新設された競走がクラシック競走と呼ばれることはなく、現在もクラシックは当初の5競走を指す言葉として使われている。
 
皐月賞よりもではなく[[NHKマイルカップ]]から東京優駿、また菊花賞ではなく[[天皇賞#天皇賞(秋)|天皇賞(秋)]]に挑戦といった出走可能な競走の選択肢も番組整備により多様化した。
 
中央競馬のクラシック三冠競走にはかつては厳重な出走制限があり、クラシック登録のない馬は出走できなかったほか、[[外国産馬]]や[[地方競馬]]所属馬に対する出走規制も存在した。現在ではクラシック追加登録制度の適応や、段階的に行われた出走規制撤廃などを経て、せん馬をのぞくほとんどの中央競馬所属馬が出走できるようになった。[[2010年]]より、[[外国馬|外国調教馬]](日本国外からの遠征馬)の出走も可能になった。