「アルカリマンガン乾電池」の版間の差分

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従来、アルカリ乾電池に対する短所であった自己放電や液漏れの問題はほぼ克服されており、その万能性から、非常用の備蓄には適しているといえる。
 
また、大電流を要求する用途でアルカリ乾電池の電圧が大きく降下が始ま段階になっても、エネルギー密度ではマンガン乾電池の半分程度を残している為、[[ミニ四駆]]や[[ラジコン|RCカー]]等のモーター機器で充分な性能が発揮できなくなった個体を、時計などに流用して使い切る方法もある。
 
20世紀末から00年代にかけて、[[ニッケル系一次電池]]のようにアルカリ電池より少し高性能なタイプの電池(位置づけとしてはリチウム電池とアルカリの間といえる)が開発され、当時普及中のデジカメを用途の主として、広く市販されたこともあったが、初期電圧が少し高く内部抵抗が低いためその電圧が機器に直接かかる、電圧の降下曲線が異なるため残量検出で不具合が起きることがあるなど使いにくい点があり、一般の生産は縮小、終了した。