「エコテロリズム」の版間の差分

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{{独自研究|date=2013年1月31日 (木) 23:54 (UTC)}}
'''エコテロリズム'''(''ecoterrorism'')という用語は、次のように複数の異なった意味で用いられている。
[[File:ELFMexico.jpg|thumb|right|240px|[[地球解放戦線]]が[[グアダラハラ (メキシコ)]]にて[[バックホー]]に放火(2009年3月23日)。]]
*[[環境破壊|環境に害を与える]]と見なされる活動を妨げようとする意図で行われる[[サボタージュ]]([[破壊活動]])のこと<ref name="merriam_webster_conciseencyclopedia">{{cite web |url=http://www.merriam-webster.com/dictionary/ecoterrorism
'''エコテロリズム'''(''Eco-terrorism'')は、「[[環境保護]]」「[[動物の権利]]擁護」などを目的とした団体を自称しながら、[[非合法]]の[[破壊]]、[[脅迫]]、[[暴行]]などの[[テロリズム]]行為を実行する組織、及び、それら組織とその[[活動家]]の行動・主張を正当化・支持する思想のこと。
|title=Ecoterrorism - Definition and More from the Free Merriam-Webster Dictionary |publisher=Merriam-webster.com
|date=2010-08-13 |accessdate=2010-10-02
}}</ref>。[[環境]]を理由に行われるサボタージュ([[破壊活動]])のこと<ref>{{cite web
|url=http://www.thefreedictionary.com/ecoterrorism |publisher=Thefreedictionary.com |accessdate=2010-10-02
|title=ecoterrorism - definition of ecoterrorism by the Free Online Dictionary, Thesaurus and Encyclopedia
}}</ref>。
* [[敵]]の自然環境に損害を与える意図で行われる政治的な[[テロリズム]]<ref name="merriam_webster_conciseencyclopedia" />。
 
エコテロリズムに基づくテロ活動を実践する者を、アメリカ[[連邦捜査局]](FBI)の[[テロリスト]]分類では'''エコテロリスト'''(''Eco-terrorist'')と呼称している。
 
エコテロリズムに基づくテロ活動を実践する者を、アメリカ[[連邦捜査局]](FBI)の[[テロリスト]]分類では、エコテロリズムを行う者を'''エコテロリスト'''(''Ecoeco-terrorist'')と呼称している。
緑色テロは多くは、欧米の先進国で行われる事が多い。
 
 
== 概要 ==
冒頭で記述したように、辞書のWebsterは「ecoterrorism」について、2つの異なった用法を挙げている。
「エコテロリズム」ないし「エコテロリスト」という単語の由来は、FBIの報告書で使用されたことに端を発する。
またConcise Encyclopediaでも同様に「ecoterrorism」という用語に関して、2つの異なった用法を挙げており、ひとつは「政府を脅すために環境を破壊したりあるいは破壊の脅威を与えること」という用法であり、もうひとつは「[[環境破壊|環境に害を与える活動]]をしているとされる[[企業]]や[[行政機関|政府組織]]に対して加えられる犯罪行為」という用法である。
 
この用語が最初に用いられたのは1987年のことである<ref name="merriam_webster_conciseencyclopedia" />。「エコテロリズム」ないし「エコテロリスト」という語の由来使用は、FBIの報告書で使用されたことに端を発する。
 
'''エコテロリズム'''(''Eco<!--terrorism'')は、「[[環境保護]]」「[[動物の権利]]擁護」などを目的とした団体を自称しながら、[[非合法]]の[[破壊]]、[[脅迫]]、[[暴行]]などの[[テロリズム]]行為を実行する組織、及び、それら組織とその[[活動家]]の行動・主張を正当化・支持する思想のこと。{{要出典|date=2013年2月}}-->
緑色エコテロリズム多くは、欧米の先進国で行われる事が多い。
 
[[File:ELFMexico.jpg|thumb|right|240px|[[地球解放戦線]]が[[グアダラハラ (メキシコ)]]にて[[バックホー]]に放火(2009年3月23日)。]]
エコテロリスト団体として国際的に著名な団体には[[動物解放戦線]](ALF;Animal Liberation Front)、[[地球解放戦線]](ELF;Earth Liberation Front)、[[ハンティンドンの動物虐待阻止]](SHAC;Stop Huntingdon Animal Cruelty)、[[シーシェパード]](Sea Shepherd Conservation Society)などがあり、これらは地球環境保護や動物愛護などの目的を掲げてはいるが、実際には[[放火]]、[[爆破]]、[[破壊]]、[[略奪]]、[[脅迫]]、[[誘拐]]、[[拷問]]、傷害等のテロリズムに分類される活動を繰り返している。これらは大半の[[法治国家]]において犯罪行為に該当するそれら自らの行動について、[[確信犯]]的に全面的に正当化する主張を展開し、犯罪行為を行った場所の国家の法律の無視はもとより様々な常識的な社会通念・規範をも蔑ろにしている事も多い。環境保護や動物愛護を目的として掲げる組織とはいえ、国際的かつ大規模・著名な環境保護団体であっても、[[グリーンピース (NGO)|グリーンピース]]の様に、組織の内部や周辺に目的達成のためのテロリズムを容認する急進的・過激な一派が存在していたり、多数の[[派閥]]勢力が存立して活発な活動を行っている場合、この種の問題を長年にわたって内包している事も見られる。さらに、組織内部で活動方針や主導権などを巡って派閥間抗争や内紛に発展している場合には、その活動方針を巡って武闘闘争を訴える派閥の構成員などが一種の[[内ゲバ]]行為を引き起こす場合もある。