「空振」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
テンプレで分類されているカテゴリがあるので +DEFAULTSORT |
編集の要約なし |
||
1行目:
{{Otheruses|空気の振動|野球やゴルフなどの用語|空振り}}
{{出典の明記|date=2011年2月}}
'''空振'''(くうしん)は、[[火山]]の[[噴火]]などに伴って発生する空気の振動<!--のうち、人間の耳で直接聞くことが難しいもの--><ref>[http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201101_shinmoe/#oscillation 噴火にともなう空振について]
== 概要 ==
火山が爆発的な噴火を起こすとき、[[火口]]において急激な[[気圧]]変化による空気の振動が発生し[[衝撃波]]となって空気中を伝播することがある。火口から離れるに従って減衰し[[音波]]となるが、瞬間的な[[低周波音]]であるため人間の耳で直接聞くことは難しい。空振が通過する際に建物の窓や壁を揺らし、窓ガラスが破損するなどの被害が発生することもある。
人間の耳に聞こえる振動は'''爆発音'''と呼ばれる。
日本国内においては、爆発的な噴火を起こす[[桜島]]や[[浅間山]]などにおいてしばしば観測されており、主な火山の周囲には空振の大きさを測定するための空振計が設置されている。 (次項参照)
大きな空振は遠く離れた場所で観測されることもあり、[[1980年]]の米国の[[セント・ヘレンズ山]]、[[1991年]]のフィリピンの[[ピナトゥボ山]]の噴火による空振は日本の観測機器でも記録された。また、[[2004年]]の浅間山噴火による空振は全国規模で気象庁の空振計に記録された。
* 北海道地方:[[雌阿寒岳]]、[[十勝岳]]、[[樽前山]]、[[有珠山]]、[[北海道駒ヶ岳]]
* 東北地方:[[岩手山]]、[[吾妻山]]、[[安達太良山]]、[[磐梯山]]
19 ⟶ 20行目:
** 南西諸島: [[薩摩硫黄島]]、[[口永良部島]]、[[諏訪之瀬島]]
<!--
== 関連項目 ==
*
-->
== 脚注 ==
<references/>
== 外部リンク ==
* [http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/eqvolc/201101_shinmoe/#oscillation 噴火にともなう空振について]
** [http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/ichihara/VolcanoSound/Kirishima2011Eruption.htm 霧島2011年噴火の音のページ]
|