「ラクロス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
「関連項目」に無秩序に並ぶくらいなら、「ラクロスを扱った作品」を充実させる方が良い。
7行目:
===ラクロスの起源===
[[File:Stickballequipmentbytribe.png|thumb|left|100px|部族別のラクロスのスティック。[[イロコイ族]](a)、[[パサマクォディ|パサマクォディ族]](b)、[[オジブワ|チッペワ族]](c)、[[チェロキー族]](d)]]
[[Image:Ball players.jpg|200px|thumb|インディメリカの先住民のラクロス選手の出で立ち。チョクトー族(左)、[[スー族]](右二人)(1830年代、ジョージ・カトリン画)]]
[[File:Ball play dance.jpg|thumb|right|200 px|オクラホマ・チョクトー族の競技前の男女の踊り]]
[[File:Stickballdance1897eastern.png|200px|thumb|[[ノースカロライナ州]]の東部[[チェロキー族]]による、競技前の風景。呪い師が清めの儀式を行い、女たちが大精霊に踊りを捧げる(1897年)]]
[[image:Cherokeestickballplayer.png|80px|thumb|チェロキー族の選手(1907年)]]
ラクロスは、もともと北米の[[インディアン]]先住民<!--「ネイティブ・アメリカン」は民族名ではありません。しかし「インディアン」はそもそも誤りの呼称でしょう。「インディアン」を使うくらいなら、「ネイティブ・アメリカン」や「ファースト・ネーション」を使うべき。-->達が、自分たちの神との繋がりを深める儀式の一環として行ったり、部族間の争いの平和的解決に用いていたものである。彼らが行うこの競技は白人から「スティック・ボール」と呼ばれていた。この競技が白人の文献に登場したのは、1637年のことである。
 
インディアン北米の先住民のラクロス競技は、試合前に呪い師によって[[セージ]]や杉などの葉が火にくべられ、神聖な[[パイプ (タバコ)|パイプ]]による清めの儀式が必ず行われる。現代においても、インディアンたちがこの競技を行う際には、必ずこの儀式が執り行われる。
 
そもそものラクロスの起源は南東部とされ、スティックも一本ではなく、[[チョクトー族]]などは両手にスティックを持って競技を行った。スティックの形状も部族ごとに違い(左図)、試合の準備には数ヵ月がかけられ、インディアン北米の先住民達は試合前に徹夜で戦勝祈願の踊りを舞い、これに臨んだ。
 
これは各チームが1,000人以上になることもあり、ゴールとゴールの距離は短くて500[[ヤード (単位)|ヤード]](約460メートル)、長いときには数[[マイル]]にも及ぶ広大なフィールドで、戦闘や狩りに必要な耐久力、勇気を養うためのものだったと言われる。
21行目:
これを[[フランス]]系の移民が[[スポーツ]]として採り入れ、五大湖地方の部族の[[ワイアンドット族]](ヒューロン族)が使用していたスティックが、キリスト教の僧侶の持つ杖 (crosse) に似ていたことから、[[フランス語]]の[[定冠詞]]「La」を付けて「ラクロス (La-Crosse)」 と呼ぶようになった。
 
こうして[[1839年]]に、カナダに[[白人初の]]で構成されたラクロスチームが誕生し、インディア[[ファースト・ネーショ]]で構成されたチームとの公式戦が開催された。結果は、インディアファースト・ネーショで構成されたチームの連戦連勝による全勝だった。
[[File:From rattlesnake hunt to hockey page 121 cropped.jpg|left|200px|thumb|[[リッチモンドヒル (オンタリオ州)|リッチモンド・ヒル]]の白人ラクロスチーム、「若きカナダ人たち」(1885年)]]
現代競技としたのは、カナダのモントリオールの歯科医[[w:William George Beers|ウィリアム・ビアズ]]で、彼はカナダとアメリカの国境付近に住む[[イロコイ族]]の[[インディアン居留地|保留地]](Reservation)でこの競技の魅力に取りつかれ、これをスポーツ競技として普及させた。つまり、一本のスティックを持って行う現在のラクロスは、[[イロコイ族]]のラクロス競技が基になったものである。
129行目:
--><!--あいまい:東京都江戸川区では、体育指導委員会の活動にソフトラクロスを取り上げ、全区的に広めるための活動に取り組んでいた時期が10年間あった。-->
 
平成9年には女子ワールドカップ開催に併せ、第1回ソフトラクロス大会が開催され、19チーム200人の参加があった。ソフトラクロス大会は、2009年には全日本選手権の決勝のコートで決勝戦を行う。<!--NOR :
 
<!--感想に過ぎない : 全日本選手権の決勝の合間に行われた小学生によるソフトラクロス選手権を見ると、楽しみながらプレーする子ども達を支援する動きの高まりが感じられた。-->
 
== ラクロスを扱った作品 ==
; [[映画]]
*[[映画]]:『[[少林少女]]』、『[[ドラッグストア・ガール]]』、『[[猫の恩返し]]』
* 『[[少林少女]]』 - 主人公がラクロス部の助っ人になる。
*[[ライトノベル]]:『[[暴風ガールズファイト]]』
* 『[[ドラッグストア・ガール]]』 - 大林恵子がラクロス部所属。他の者もラクロスを始める。
*[[漫画]]:『[[バガタウェイ]]』
* 『[[猫の恩返し]]』 - 主人公ハルの親友がラクロス部所属。
*[[テレビアニメ]]『[[ふたりはプリキュア]]』、『[[探偵オペラ ミルキィホームズ]]』、『[[おちゃめなふたご クレア学院物語]]』
; [[ライトノベル]]
<!--作品の多寡についての論説、内容の列挙は[[Wikipedia:検証可能性]]、[[Wikipedia:独自研究は載せない]]、[[Wikipedia:日本中心にならないように]]にも触れるため、他のスポーツ同様、作品名を挙げるにとどめる-->
* 『[[暴風ガールズファイト]]』 - ミッションスクールの中高女子ラクロス部を舞台とする作品。
* 『[[乃木坂春香の秘密]]』 - 作中作でラクロスが扱われている。
; [[漫画]]
*[[漫画]]: 『[[バガタウェイ]]』 - ラクロスの漫画。
; [[テレビアニメ]]
* [[ふたりはプリキュア]]』 - キュアブラックの美墨なぎさがラクロス部所属
* 『[[おちゃめなふたご クレア学院物語]]』 - 「見て!私のラクロス」というサブタイトルの付いた回がある。
 
<!--どうしてここに挙げたのか、簡単な説明を付記してください。記載が無い場合は検証不能として除去してください。-->
<!--この「ラクロスを扱った作品」を列挙する必要があるのかという疑問も呈されていますが、「関連項目」にこれらの作品群が無秩序に列挙されるくらいなら、この「ラクロスを扱った作品」を充実させる方が良いでしょう。-->
 
== 関連項目 ==
144 ⟶ 154行目:
* [[世界ラクロス選手権]]
* [[女子ラクロス・ワールドカップ]]
<!--アナウンサーを列記する必要は全くない。大学時代にラクロスをしていたことなどどうでも良い。-->
* [[ふたりはプリキュア]](キュアブラックの美墨なぎさがラクロス部所属)
<!--ラクロスを取り上げた作品については、ここではなく「ラクロスを扱った作品」に追記してください。-->
* [[山田幸代]]
* [[小野文惠]]
* [[丸山伸也]](日本代表)
* [[松井理沙]](日本代表)
* [[河野明子]]
* [[前田有紀 (アナウンサー)|前田有紀]]
* [[佐々木明子]]
* [[小西美穂]]
* [[中丸徹]]
* [[穐田誉輝]]
* [[バガタウェイ]](ラクロスの漫画)
 
== 外部リンク ==