「浮遊粒子状物質」の版間の差分

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==概要==
日本の[[環境基準]]の測定の対象になるものの定義としては、粒径10μm以下のものとされている<ref name="kijun">「大気の汚染に係る環境基準について」(昭和48年5月8日環境庁告示25号)[http://www.env.go.jp/kijun/taikitaiki1.html 大気汚染に係る環境基準]2013(2013年2月9日閲覧}}</ref>。
発生源は工場の[[ばい煙]]、[[自動車]][[排気ガス]]などの人の活動に伴うもののほか、自然界由来([[海塩]]の飛散、[[火山]]、[[森林]]火災など)のものがある。
 
また、粒子として排出される一次粒子とガス状物質が大気中で粒子化する[[二次生成粒子]]がある。
 
粒径により呼吸器系の各部位へ沈着し人の健康に影響を及ぼす。年平均100mg/m&sup3;になると呼吸器への影響、全死亡率の上昇などがみられることなどが知られている。このためSPMの環境基準は、1時間値の1日平均値が0.10mg/m&sup3;以下、1時間値が0.20mg/m&sup3;以下、と定められている<ref name="kijun" />
 
[[高度成長期]]以降、度重なる規制強化がなされたが、著しい[[モータリゼーション]](特に[[トラック輸送]]による物流の比率の相対的増加や[[乗用車]]の[[レクリエーショナル・ビークル|RV]]化などが大きな原因となったといえよう。)に規制が追いつかず、[[バブル期]]までは、悪化の一途をたどってきた。2003年10月1日から、[[東京都]]・[[埼玉県]]・[[神奈川県]]・[[千葉県]]の[[ディーゼル車規制条例]]により排出ガス基準を満たさないディーゼル車の走行規制が始まった。これらの規制強化により、近年は、改善傾向にはあるものの、都市部の[[幹線道路]]沿いなどではまだ環境基準の達成率は低い。