「Ϝ」の版間の差分

<span class="Unicode" lang="el" xml:lang="el">{{unicode|'''Ϝ'''}}, {{unicode|'''ϝ'''}}</span>（ディガンマ、{{lang|el|δίγαμμα}}）は、使われなくなった[[ギリシャ文字]]のひとつである。[[セム諸語]]の文字で {{ipa|w}} の[[音価]]を示したワーウに由来する。数価<ref>文字に当てはめられた数値のこと。[[ギリシアの数字]]を参照。</ref>は [[6]] で、数字として用いられる場合、現在では{{unicode|&#986;}}（[[スティグマ (ギリシア文字)|スティグマ]] = [[Σ|シグマ]]と[[Τ|タウ]]の合字）を使って書かれる。

もともとは {{lang|el|[[Υ]]}}（ウプシロン）の異形であって、{{lang|el|Υ}} を右に曲げ、角張らせたものである。[[ラテン文字]]の F によく似た形（F）と、{{lang|el|Υ}} 同様 {{ipa|w}} の音価を持つ。[[ラテン文字]]の F の文字のもとになった文字であるが、音は {{ipa|w}}→{{ipa|v}}→{{ipa|f}} のように変化している。

ディガンマの名称は、2 つ（ディ）の {{lang|el|[[Γ]]}}（ガンマ）を縦に重ねたような形であるからである。

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{{ULu|03DC|988||&#45;|03DD|989||&#45;|{{JIS2004フォント|古期}}}}

{{ULu|0376|886||&#45;|0377|887||&#45;|N-{{JIS2004フォント|ディガンマ}}}}