「ハンス・フォン・ドホナーニ」の版間の差分

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== 戦後の評価 ==
戦後になって、ドホナーニに即決裁判で死刑判決を下した[[オットー・トアベック]]([[:de:Otto Thorbeck]])裁判長と[[ヴァルター・フッペンコーテン]]検察官に対する殺人罪での裁判が[[西ドイツ]]で行われた。連邦裁判所は控訴裁判所による二度の無罪判決を棄却したものの、1956年になって即決裁判は当時の法律によれば合法であり、法に基づく判決であったとして無罪判決を下した。これに対して道義上、あるいは法学上の批判が巻き起こった。
 
2002年、連邦裁判所長官ギュンター・ヒルシュはドホナーニ生誕100周年に際して「ドホナーニを法的な死に追いやった犯人たちは、[[ナチス・ドイツ]]時代に5万件の死刑判決を下した裁判官が誰一人として戦後報復を受けなかったという理由で無罪とされた。ドホナーニ裁判について、1995年に旧[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]の法的な不正を裁く裁判の中で、連邦裁判所はこの判決を明確に否定している」と述べた。