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'''親子の対立'''(おやこのたいりつ)あるいは'''親子間コンフリクト'''({{lang-en-short|Parent-offspring conflict}})は、親子間で最適な生存戦略が異なるために起きる進化的対立のことである。両親は子の数を最大化するようつとめる事で自身の適応度を増大させることができるが、子は兄妹と争い親の投資をより多く独占しようと努めることで自身の[[適応度]]を高めることができる。この理論は[[血縁選択説]]の理論的拡張として1974年に[[ロバート・トリヴァース]]によって提案され、[[利己的遺伝子]]としてより一般化され、観察されている多くの生物学的現象に適用されている<ref>[[ロバート・トリヴァース|Trivers, R.L.]] (1974) "Parent-offspring conflict", ''Am. Zool.'', '''14''', p. 249&ndash;264.</ref>。'''親子の葛藤'''、'''親子間闘争'''などとも訳され定訳はない。