「ホムンクルス」の版間の差分

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パラケルススはホムンクルスの生成に成功したとされる。しかし、彼の死後、再び成功した者はいなかったという。
 
[[アレイスター・クロウリー]]は著作『[[ムーンチャイルド]]』の中で前述のような人工生命体としての解釈を誤りであると主張している。これは彼との交流によって描かれた[[サマセット・モーム]]の小説『[[サマセット・モーム#長編|魔術師]]』に対する反論の意味合いが強いとされている。作中提示されるホムンクルスの製造法は一般的なものとは違い、赤子の体内に霊を導き入れて創造するという方法である。
 
18 - 19世紀の[[ドイツ]]の文人[[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ]]は、自身が生み出した[[戯曲]]『[[ファウスト]]』[[ファウスト#第二幕|第二部第二幕]]の中でこのホムンクルスを題材に取り上げており、また、現代においても(特に[[日本]]で)、様々な[[漫画]]や[[コンピュータゲーム]]でストーリーの題材にされている。[[キリスト教]]では、この技術は創造主である[[神#アブラハムの宗教|神]]・[[ヤハウェ]]の領域に人間が足を踏み入れるものとして恐れられている。