削除された内容 追加された内容
CharHigh (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
10行目:
以前はプロトコルとAPI(Application programming interface)を総称してNetBIOSと呼んでいたが、その後プロトコルをNetBEUI、APIをNetBIOSと呼ぶようになった。ただし、NetBEUI は「拡張NetBIOS」の名前から分かるように、本来はAPIである。プロトコルを指す場合、正確にはNBF(NetBEUI Frame Protocol) と呼ぶべきである。実際、Windowsに実装されたNetBEUIプロトコルドライバのファイル名はNBF.SYSであるし、レジストリキーもNBFである。
 
今日では、NetBEUI(NBF:NetBIOS Frames protocol or NetBIOS over [[IEEE 802.2]])は[[TCP/IP]]('''NBT''':NetBIOS over TCP/IP)へほとんど置き換えられている。Windows XPでは、標準のビルトイン・プロトコルからは外された(付属のCDからインストール可)。但しWindows XPとWindows VistaでもNetBIOS[[名前解決]](NBNS)を使ってコンピュータ名をネットワーク上に登録・取得している。<ref>日経NETWORKTOW 2007年11月号「Vistaネットワーク大解剖 第2回 Windowsネットワークへの参加」</ref>
 
マルチキャストを多用すること、ルーティング機能が実装されていないことから、プロトコルとしては小規模な[[Local Area Network|LAN]]向けである。セキュリティ上の観点から、NBTをオフにしてNetBEUIを使う場合もある。
 
== 終焉 ==
前述のとおりインターネットの一般化と前述のTCP/IP(NBT)が主流になったため、Windows XPでは、標準のビルトイン・プロトコルからは外され(付属のCDからインストール可)、Windows XPとWindows VistaではNetBIOS[[名前解決]](NBNS)を使ってコンピュータ名をネットワーク上に登録・取得していた<ref>日経NETWORKTOW 2007年11月号「Vistaネットワーク大解剖 第2回 Windowsネットワークへの参加」</ref>程度となり、NetBEUIのみでネットワークを構築することは現実的ではなくなった。このためか[[Windows 7]]からNetBEUI自体が廃止された。
 
== 関連項目 ==