「ヒペリオン (衛星)」の版間の差分

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| 色 =岩石天体
| 発見日 = [[1848年]][[7月16日]]
| 発見者 =[[ウィリアム・ラッセル (天文学者)|ウィリアム・ラッセル]]<br/>[[ウィリアム・クランチ・ボンド]]<br/>[[ジョージ・フィリップス・ボンド]]
| 発見方法 =
}}
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| 色 = 岩石天体
}}
'''ヒペリオン''' (Saturn VII Hyperion) は、[[土星]]の第7[[衛星]]。'''ハイペリオン'''と表記されることもある。[[ギリシア神話]]における[[ティーターン]]の1[[ヒュペリーオーン]]から名づけられた。土星の8番目に大きい衛星である
 
[[1848年]]に[[ウィリアム・クランチ・ボンド]]らにより発見された。
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土星からの平均距離は148万1100km。公転周期は21.3日だが、自転周期と自転軸は不規則に変化する。直径は190-364kmで、[[太陽系]]で2番目に大きな非球形天体である。表面には無数の[[クレーター]]が存在しスポンジのように見える。
 
[[2005年]][[9月26日]]、[[宇宙探査機|土星探査機]][[カッシーニ]]による接近観測が行われた。[[アメリカ合衆国]][[コーネル大学]]などの国際チームが、この際に撮影された高精彩画像の分析結果を[[イギリス|英]]科学雑誌[[ネイチャー]]に発表した。それによると、ヒペリオンが主に水が凍結した氷でできているとすれば、体積の40%が隙間と見られる。表面は直径2-10km、深さ400m以上の[[クレーター]]で覆われている。仮に小天体が衝突しても、この隙間のために飛び散る物質が少なく、クレーターが保存されやすい可能性がある。
 
== カオス的自転 ==
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=== ドルスム ===
* ボンド=ラッセル・ドルスム (Bond-Lassell Dorsum) :発見者のボンド親子とラッセルにちなむ。
 
=== クレーター ===
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{{Commonscat|Hyperion}}
* [[土星の衛星と環]]
* [[プロテウス (衛星)|プロテウス]]:[[海王星]]の衛星で、[[太陽系]]で最も大きな非球形天体。
 
== 外部リンク ==