「品質工学」の版間の差分

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'''品質工学'''(ひんしつこうがく、[[英語]]:quality{{lang-en-short|quality engineering)engineering}})とは、技術開発・新製品開発を効率的に行う開発技法。考案者の[[田口玄一]]の名を冠して'''タグチメソッド'''とも呼ばれる(TMと略される)。特に海外ではこちらの呼び方が一般的である。
 
== 狙い ==
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事業経営の中で技術戦略の重要性はますます高まるばかりであるが、モノ造りの世界が相変わらず従来の科学的思考や統計的な考え方のパラダイムに浸かっていて、開発の効率化は停滞しており、その上、社会的トラブルが頻発して後手管理の再発防止型の生産活動(もぐら叩き)が行われているのが現状である。 
 
品質工学は欧米ではタグチメソッド(Taguchi<ref>{{lang-en-short|Taguchi methodsとかTaguchi quality engineering)}}</ref>と呼ばれ、創始者は田口玄一である。
 
品質工学の本質的な考え方は「社会的損失の最小化」「個人の自由の和の拡大」など頭脳労働の生産性の改革を考えることが狙いである。このことを「技術戦略」と考えている。モノ造りは企業側の理屈ではなく、顧客側の理屈で考えて企業の利益と顧客側の損失とがバランスするような経営をすることを狙っている。
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 感度(S)=10log(Sβ/nr)
で表される。新SN比は,信号の水準数やデータ数に関係ないことが特徴である。MT法でSN比を求める場合,従来SN比ではSβ<Veの場合はη=0として考えるが,新SN比では総べてのデータを採用できることが特徴である。SN比は相対比較であるから,利得の改善に意味があって,SN比の絶対値は問題にしないという考えが従来SN比であるが,絶対値も変わらない新SN比の方が損失関数を求める場合には便利である。
 
==脚注==
<references/>
 
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