「ギッフェン財」の版間の差分
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'''ギッフェン財'''
現実にギッフェン財であると定義される財は存在しないが、[[19世紀]]半ばに[[アイルランド]]で[[ジャガイモ飢饉]]が発生した際、価格が牛肉よりも相対的に高かった[[ジャガイモ]]のほうに需要が高まるという現象が見られた。
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通常価格低下により、[[正常財]]は財の需要が増大する。これは、価格低下により実質所得が増大し商品の需要が増大する[[所得効果]]と、相対価格低下により代替的に需要が増大する[[代替効果]]が働くためである。
これに対し、
ギッフェン財は下級財の内、所得効果が代替効果よりも大きい財をさし、価格低下により需要が低下する。
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この例では、ジャガイモがギッフェン財にあたる。
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[[Category:経済学のパラドックス]]
[[ca:Bé Giffen]]
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