「クロノメーター」の版間の差分

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さらに時代を経ると国際的に統一された精度基準としてクロノメーターの基準が求められるようになった。スイス時計製造業者組合連合会(''Federation de l'industrie horlogere suisse'' 、'''F.H.''')は1939年に「クロノメーターは時計歩度公立検定所の名を持った権限により定められた若干の規定に合格しなければならない」と規定し、1952年にはスイスとフランスによって組織されたクロノメーター作業調整国際委員会が公認機関により公認歩度証明書を交付することを決めた。この協定には後にドイツとイタリアが参加し、コンクールと特別調整時計を担当する天文台はスイスの[[ジュネーヴ]]、[[ヌーシャテル]]、イギリスの[[キュー (ロンドン)|キュー]]、フランスの[[ブザンソン]]が、一般時計を検定する時計歩度公認検定局(''Bureaux Official'' 、'''B.O.''')としてはスイスの[[ラ・ショー=ド=フォン]]、[[ビール (ベルン州)|ビール]]、[[ル・ロックル]]、サンティミエ(''Saint-Imier'' )、[[ジュネーヴ]]、ル・サンティエ(''Le Sentier'' )、ル・ソール(''Le Ressort'' )、イタリアの[[ミラノ]]、ドイツの[[ハンブルク]]、[[シュトゥットガルト]]、[[ブラウンシュヴァイク]]が公認を受けた。
 
1961年には上位規格として優秀級が定められた。1965年には[[国際標準化機構]]でクロノメーター規格について論ぜられるようになり、1976年にはクロノメーター規格がISO規格として定められた。1973年にスイスの時計歩度公認検定局は'''スイスクロノメーター検定協会'''(''Contrôle Officiel Suisse des Chronomètres'' 、'''C.O.S.C.''')に組織変更した。現在機械式ムーブメントは次のような条件により15日の時刻の遅れや進みを測定・記録し、値を算出する。