「カトリック教会の性的虐待事件」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
16行目:
 
=== アメリカ合衆国 ===
[[画像:Westboro Baptist Church in New York 2 by David Shankbone.jpg|サムネイル|2008年4月18日、国連本部で演説する[[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ベネディクト16世]]に対し、性的虐待について抗議する[[ウエストボロ・バプティスト教会]]の信者たち]]
[[アメリカ合衆国]]で最初にこの件に世間の注目を集めたのは[[ボストン・グローブ]]紙であった。[[2002年]][[1月]]、同紙はボストン[[教区|司教区]]の教区[[司祭]]ジョン・ゲーガン神父が、六つの[[小教区]]に携わった30年にわたる司祭生活の中で、述べ130人もの児童に対する性的虐待を行って訴訟を起こされたこと、またカトリック教会はゲーガンに対しなんら効果的な処分を行わず他の教会へ異動させただけで、それが事態を悪化させてきたと、特集を組んで報道した。ゲーガンは[[1991年]]の虐待事件に関して起訴され、[[1998年]]に聖職停止(司祭としての職務の剥奪)処分を受けていた。その後ゲーガンは2002年に禁錮9 - 10年の実刑判決を受けたが、[[2003年]][[8月23日]]にソーザ・バラノフスキー矯正センターで他の収容者に[[暴行]]されて死亡した。