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医薬に長けており、[[大宝 (日本)|大宝]]3年9月に[[豊前国]]の野40町を賜った。[[養老]]5年6月には、その親族に宇佐君姓が与えられた。
 
なおこの法蓮が修行した山が和尚(かしょう)山と呼ばれており、その隣接する山に法蓮が[[妙見菩薩]]を感得し山上に祀ったことからその山が妙見山となった。後年この山上に築かれた城郭が[[妙見嶽城]]であり、たびたび豊後[[大友氏]]と周防[[大内氏]]による豊前国をめぐる抗争の舞台となった。
 
== 関連する寺社・史跡等 ==
*[[宇佐八幡宮]]弥勒寺・・・[[宇佐神宮]]の神宮寺。法蓮はこの初代[[別当]]とされる。なお弥勒寺は明治の廃仏毀釈により廃寺。
*[[虚空蔵寺]]跡・・・大分県宇佐市内にあった古代寺院(現在も妙名跡のみ残っている)。法蓮による開基。国分寺建立以前の新羅様式による瓦等が出土している。
*[[鷹栖観音堂]]・・・虚空蔵寺と同じく宇佐市内にある、法蓮が開基となった寺院「鷹栖山観音寺」の奥の院。地元民によって祭祀が続けられている。
*[[和尚山]](かしょうざん)・・・鷹栖観音の東に位置する山。法蓮が修行したことに由来する山名。山上には法蓮が座禅したとされる岩が残る。
*[[妙見山]]・・・和尚山の南西に隣接する山。和尚山で修行中の法蓮が[[妙見菩薩]]を感得し山上に祀ったことに由来する(戦国時代に[[妙見嶽城|城]]が築かれたため、山上にあった妙見宮は麓に移されている)。
*[[英彦山]]・・・法蓮が中興した修験道の三大聖地の一つ。現在も英彦山中にある中宮は宇佐から来たとされている。
 
== 関連項目 ==