「王党派」の版間の差分

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{{君主主義}}
'''王党派'''(おうとうは、{{Lang-en-short|royalist}})は、[[君主制]]の維を支や、[[君主]]による統治([[親政]])を主張する政治党派である。日本フランスのように王制支持派と帝政支持派が対立するケースもあり狭義関して'''勤皇あくまで王制のみの支持'''(きんのうを意味するが、広義に帝政支持派も王党派と呼ぶこともいうある対義語は'''[[共和派]]'''(共和主義者, {{lang-en-short|republican}})。広義で[[絶当然立する。また国]]の維を支を主張する'''絶対王政派'''と勢力のみを指し、[[立憲君主議院内閣制]]を目指前提と'''[[立憲君主]]'''両方支持勢力を含まない場合もある
 
[[市民革命]]においては[[国民主権]]を主張する[[共和派]]と対立し、[[国王]]および[[王権]]('''国王主権''')を支持する勢力であるが、必ずしも[[貴族]]が王党派というわけではなく<ref>絶対王政下においては、国王は貴族勢力の力を抑えることに腐心したので、王権と敵対したのは貴族勢力であった</ref>、保守的な[[ブルジョワジー]]、[[市民]]や[[農民]]も、王党派の支持基盤であった。現在でも[[フランス]]、[[イタリア]]、[[ドイツ]]、[[オーストリア]]などで[[王政復古|王政(帝政)復古]]を目指す王党派が少数活動している。
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=== 日本 ===
歴史上の[[勤王|勤皇]]勢力が広義の王党派に含まれると考えることもできる。[[幕末]]の[[尊皇攘夷]]派、[[大日本帝国陸軍]]の[[皇道派]]、第二次世界大戦中の[[大政翼賛会]]などが該当するといえる。いずれの場合も彼らの主たる対抗勢力も[[天皇]]を君主として戴くことは否定しておらず、彼らの主張は、天皇親政の下で、もしくは天皇の意を体して新体制を構築することである。
日本では、[[皇室|天皇家]]や[[徳川将軍家]]など、君主による政治が長く敷かれて来たが、日本で「王党派」「[[勤皇派]]」という場合には、天皇家による統治を支持する党派を指す。
 
代表的な王党派として、[[大日本帝国陸軍]]の[[皇道派]]、第二次世界大戦中の[[大政翼賛会]]、[[徳川幕府]]末期に「[[尊皇攘夷]]」を唱えた党派などが該当する。
 
== 脚注・出典 ==