「脊髄小脳変性症」の版間の差分

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== 概要 ==
1863年フリードライヒにより[[梅毒]]感染による脊髄癆より分離されるかたちで[[フリードライヒ運動失調症]]が記載されることで確立した疾患概念である。1986年の調査では10万人に5~10人の割合で発症すると推定されている。2000年現在で日本では2万人弱の患者がいると考えられている。日本では遺伝性が30%であり、非遺伝性が70%である。欧米と異なり遺伝性のSCAは大部分が優性遺伝である。主に中年以降に発症するケースが多いが、若年期に発症することもある。非常にゆっくりと症状が進行していくのが特徴。10年、20年単位で徐々に進行することが多い。だが、進行の速度には個人差があり、進行の早い人もいる。遺伝性のものは孤発性よりも若年発症が多いが、DRPLAを除き孤発性よりも予後はよいとされている。
 
== 分類 ==