「砂漠化」の版間の差分

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同様のプロセスは[[エジプト]]や[[インダス川|インダス河]]流域でも起きている。インダス河流域に発達した[[インダス文明]]は、メソポタミア文明([[シュメール]])との交流が強く、同様の農業活動を行なったと思われる。森林は焼き[[煉瓦]]を作るために伐採された。
 
農耕地帯ではしばしば土壌の維持や再生の理解を無視した大規模な農地開発が行われ、結果的に'砂漠化'を招いた例がある。
* [[インド]]では、特に[[アショーカ王|アショカ]]の時代おける焼き煉瓦を使っ生成の建設が盛んになり、結果としてめの森林の大規模な伐採が行われた現在では、多くの地域では当時の地層に含まれる有機物の量がほとんどゼロに近い。
 
* [[中国]]における[[大躍進政策]]の失敗
[[南アメリカ]]、[[オセアニア]]などの[[熱帯雨林]]では、伝統的に[[焼畑農業]]が行なわれてきた。これは、[[熱帯]]の痩せた土地を開墾すると同時に灰を[[肥料]]とする農法である。近年、[[熱帯]]地域での[[人口]]増加により焼畑農業が過剰に行われるようになり、熱帯雨林の回復限度を超えた開拓が問題視されている。熱帯地域は土壌が薄く、植生がなくなると容易に[[母岩]]が露出してしまう。これによって土地が不毛化していくことは、湿潤な気候下における砂漠化であると言える。
* [[ソビエト連邦|ソ連]]における自然改造計画による[[アラル海]]環境悪化
 
* [[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の[[主体農法]]の失策
[[社会主義国]]圏ではしばしば土壌の維持や再生の理解を無視した大規模な農地開発が行われ、結果的に'砂漠化'を招いた例がある。[[中国]]では[[大躍進政策]]における失敗や、[[ソビエト連邦|ソ連]]では自然改造計画による[[アラル海]]環境悪化、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の[[主体農法]]の失策がよく知られている。
* [[南アメリカ]]、[[オセアニア]]などの[[熱帯雨林]]における[[焼畑農業]]。
 
*[[サハラ砂漠]]の南部では、急激な人口増加伴って、おける焚き木にするのための[[低木|潅木]]の大規模伐採が木々の再生を上回る勢いで行われたことが大きな原因とされている
 
== 関連項目 ==