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'''自動車化歩兵'''（じどうしゃかほへい、Motorised Infantry）は、移動手段として兵員輸送車（[[貨物自動車|トラック]]）などの[[自動車]]を使用する[[歩兵]]の事である<ref name="rekishigunzou200106">機械化歩兵の時代 田村尚也 歴史群像2001年6月号 P90-97 学習研究社</ref>。▼
{{未検証|date=2010年2月}}
▲'''自動車化歩兵'''（じどうしゃかほへい、Motorised Infantry）は、移動手段として兵員輸送車（[[貨物自動車|トラック]]）などの[[自動車]]を使用する[[歩兵]]の事である。
 
== 概要 ==
起源は古く、[[第一次世界大戦]]初期[[1914年]]に[[ドイツ軍]]により[[パリ]]近郊、国内奥深くまで侵攻された[[フランス軍]]が、[[パリ]]市内のをはじめとした[[タクシー]]等を徴用し1台当動員したり乗れるだけの兵士を乗車させ前、戦線に後方へと移送っした作戦ことが一般にその始まりといわれていである{{要出典|date<ref name=2010年2月}}"rekishigunzou200106"/><ref>The Great War: An Imperial History John H. Morrow P44</ref>。
 
通常の歩兵と比較し、長距離・高速走行が可能であるが、重量が増大し、維持費用が高くなり、補給所要量も増大する<ref name="rekishigunzou200106"/>。また、トラックなどの自動車は、タイヤを用いた装輪車両であり、路上走行能力は高いものの不整地走行能力は限られていること、装甲が無く、防御力も不足していることから、車両での移動は前線の後方に限られる<ref name="rekishigunzou200106"/>。
[[装甲兵員輸送車]]や[[歩兵戦闘車]]など、兵員を輸送できる[[装甲車]]を装備している場合は[[機械化歩兵]]と呼ばれ、自動車化歩兵と区別される場合もある。これは[[機甲師団|機甲部隊]]の一部として行動可能な歩兵戦力として生み出されたものである。特に第二次世界大戦以降は各種の車両が広く普及したため、装甲で防護された機械化歩兵に対し、従来の形の自動車化歩兵は「'''軽歩兵'''」と呼ばれる場合もある。また、[[ソビエト連邦軍]]及び[[ロシア連邦軍]]の機械化歩兵は慣例的に「'''自動車化狙撃兵'''」と呼ばれる。▼
 
▲[[装甲兵員輸送車]]や[[歩兵戦闘車]]など、兵員を輸送し不整地走行できる[[装甲車]]を装備している場合は[[機械化歩兵]]と呼ばれ、自動車化歩兵と区別される場合もある<ref name="rekishigunzou200106"/>。これは[[機甲師団|機甲部隊]]の一部として行動可能な歩兵戦力として生み出されたものである。特に第二次世界大戦以降は各種の車両が広く普及したため、装甲で防護された機械化歩兵に対し、従来の形の自動車化歩兵は「'''軽歩兵'''」と呼ばれる場合もある。また、[[ソビエト連邦軍]]及び[[ロシア連邦軍]]の機械化歩兵は慣例的に「'''自動車化狙撃兵'''」と呼ばれる。
[[第二次世界大戦]]中の[[日本]]を扱った[[戦記]]、よもやま話などで当時の元兵士が語る、「配属された師団は完全に機械化されており～」といった表現は、現代の機械化歩兵と違い、自動車化歩兵を指している場合が多い{{要出典|date=2010年2月}}。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
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