「木骨造」の版間の差分

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== 概要 ==
[[木材]]による柱・梁により[[ラーメン (骨組)]]を作り、骨組の間に石材や煉瓦(時には漆喰やコンクリートも用いる)で壁体を作ることにより[[耐力壁]]とし、軸組と壁の両方で荷重を支える。不動産登記事務取扱準則はこれに該当する建物構造として「木骨石造」「木骨れんが造」を挙げる。また、「木骨ラーメン造」とも称する。また、英語の"Half Timber"([[ハーフチェティンバー様式|ハーフチェンバー]])の訳語として「半木骨造」とも称する。
 
中世ヨーロッパの森林の多いドイツ、フランス オランダ、イングランド地域において盛んに作られた。日本では、[[明治]]期に西洋建築を模倣した建築物に盛んに用いられた。壁体には[[煉瓦]]や[[大谷石]]が用いられた。また倉庫などには、伝統的な[[土蔵]]造に組積造の壁を取り入れた和洋折衷の木骨造も用いられた。
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現在の日本では、歴史的建築物として保存されるのみで、木骨造([[木造軸組構法]]と[[組積造]]の組み合わせ)が新築されることは皆無である。
また、[[木造軸組構法]]のみでの木骨造(ティンバーフレーム)も、建築基準法の定めにより、[[筋交い]]と[[耐力壁]]の使用が義務づけられており、木造軸組構法(伝統工法)ではなくなっている。しかし、綿密に構造設計された木造軸組構法だけは、[[筋交い]]や[[耐力壁]]は必要とせず、今でもその伝統工法は受け継がれている。
国内での木造軸組構法の建築が可能な事業者は、ごく僅かである。
 
以下が日本で確認されているティンバーフレーム(木骨造)の建築が可能な業者である。
* [http://ja.timberframefriends.com とのための協会 トラスの友​​達]
* [http://www.hearthstone.jp ハースストーン]
 
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