「Adobe InDesign」の版間の差分

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グラフィック処理能力が他のDTPソフトよりも強力。他DTPソフトでは画像を挿入する時には[[Encapsulated PostScript|EPS]]形式や[[Tagged Image File Format|TIFF]]形式などのデータでなければならない事が多いが、InDesignではIllustratorやPhotoshopのネイティブデータをそのまま表示、出力することができる。これができるのはほかに[[CorelDRAW]](ただしバージョン形式の対応が遅れる、一部条件で変換に失敗することがある)などしかない。
 
リンクだけでなく、それらのデータをドラッグ&ドロップ操作によってInDesignの中に取り込むことも可能。半透明の画像も扱うことができ、ドロップシャドウ処理を施した文字の再編集が容易な点などは、[[デザイナー]]の支持を集める要因となっている{{出典の明記|date=2013年3月}}
 
日本語版のCS2(4)・CS3(5)・CS4(6)では「SING外字ソリューション」(外字作成機能)が存在し、Illustratorで作成した自作の外字(グリフレット)を、コンバートソフトのSING Glyphlet Managerで文字として認識させ、InDesignに追加することができるようになっていた。Adobe-Japan1-6規格(2万3058グリフ)のOpenTypeフォントのラインナップの充実やこの最新文字セット規格の定着により、この機能の意義が薄れ、CS5(7)以降はこの機能が削除された。CS5(7)ではCS4(6)で作成した、SING Glyphlet Managerで文字として認識させたファイルの読み込み自体は可能である。
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従来、デザイン性の高いレイアウトワークはIllustratorなどで行われることが多かったが、IllustratorはCS5.1(15.1)までのバージョンではページ管理機能を持っていなかったため、複数ページを持つデータの場合には手作業によるページ管理が必要であった。このため制作段階から[[製版]]段階に至るまで極めて煩雑でミスを招く原因となっており、そういったレイアウトワークをInDesignで行うことで、手間やミスを減少させることが期待された。なお、IllustratorのCS6(16.0.0)から、ひとつのデータ内で複数のページ(アートボード)を利用することが可能となったため、両ソフトの使い分けに関してユーザの選択により自由度が増している。
 
また単体で[[Portable Document Format|PDF]]と[[EPUB]]の出力が可能なため、オンラインパブリッシングに向けた取り組みの中で注目する動きもある{{出典の明記|date=2013年3月}}
 
特に、CS5.5において、CS5では、[[EPUB]]書き出しや[[HTML]]書き出しの処理に外部[[javascript]]を利用していたのに比べ、C++での内部関数に統合されたほか、アーティクル、オブジェクト書き出し、スタイルマッピングなど、電子出版制作に有効なオブジェクトやプロパティを実装し、これまでの紙ベースでの出版を前提とした組版・レイアウト処理から電子出版へのシフトが顕著となった。