「列指向データベース管理システム」の版間の差分

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NoSQLのカラム志向型では、非定型の大規模データを格納することを主な目的としており、行ごとに任意の名前のカラム(列)を無数に(時には1行に数百万カラム)格納できる。それぞれのカラムは、行ごとにカラム名の辞書順によってソートされ、1回のクエリで、指定した1行に属する全てのカラムを取り出したり、指定した1行に属する指定した範囲のカラムだけを取り出したりできる。少数の行に対する多くの列の取得に適しており、大量の行に対する少数の列の集約処理には適さない。このようなDBMSには、[[Apache HBase]]、[[Apache Cassandra]]などがある。
 
一方、NoSQLではないが、大規模データを対象にSQL形式の分散クエリを実現するソフトウェアでは、列指向DBMSと同様の技術が採用され、同じ利点を持つ。<ref name="dremel">[http://research.google.com/pubs/pub36632.html Dremel: Interactive Analysis of Web-Scale Datasets], Melnik, et al., Proceedings of the 36th Int'l Conf on Very Large Data Bases, 2010, pp. 330-339</ref> このようなソフトウェアは分散SQLクエリエンジンと呼ばれ、Google Dremel/BigQuery、Amazon Redshift、[[Hadoop | Apache Hadoop]]上で動作するCloudera Impalaなどがある。
 
==脚注==