「怪獣映画」の版間の差分

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== 文芸面 ==
{{独自研究|date=2013年3月|section=1}}
=== ストーリー展開 ===
怪獣映画というものを文芸的側面から見た場合、そのストーリー展開はおよそ二つのタイプに大別される。ひとつは『[[キングコング]]』に代表される様な「秘境への冒険」や「怪物の発見・捕獲」などを発端にした展開。そしてもうひとつは「水爆実験」や「環境汚染」、「薬害」、「宇宙探査」、「隕石落下」など科学的事象を発端にして、古生物の復活・現存生物の怪獣化・宇宙から未知の生物が襲来(または繁殖)といった、或る程度のSF性を持った展開である。[[東宝]]の『[[ゴジラ]]』をはじめとする日本の怪獣映画の場合、後者のタイプが多い。しかし、[[ゴジラ]]の映画はシリーズ化されるにつれてSF性や人間ドラマが薄められ、ゴジラの活躍そのものを主軸にしてストーリーを転がし、次々に現れる新怪獣との対決を見せ場にした「怪獣対決もの」ともいうべき内容にシフトしていった。[[大映]]の『[[ガメラ]]』も同様であるが、[[ガメラ]]の場合はむしろ子供たちに楽しんでもらう為の「現代のお伽噺」を目指し、明確な意図を持って怪獣対決路線へ進んでいった。