「リヤカー」の版間の差分

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Chen4 (会話 | 投稿記録)
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* 大きな木製のスポーク型車輪(接地面を鉄で巻いた)は製造時の精度・強度確保を木工職人の熟練技術に頼っていた。破損時の修繕には手間が掛かり、またフレーム共々丈夫な木で組み上げられていたため、重かった。
* 左右輪が車軸で連結されて荷板床下を通る原始的構造の弊害。重心が高く横転しやすいうえ、内輪差の吸収手段もないため、左右旋回時は牽き手が車輪を引きずるように力を込めて動かねばならず、車輪の磨耗原因にもなった。
* 軸受けは堅い木の[[すべり軸受|平軸受け]]で、専ら[[油脂]]補給による潤滑に頼っていたため、停止状態からの引き出しが重かった。特に貨物積載時の引き出しは困難であった。
* 振動が激しく、物によっては荷痛みのおそれがあったため、輸送できる貨物が限られた。