「レジナルド・バークレー」の版間の差分

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地球人で、[[惑星連邦]]の[[宇宙艦隊]]士官である。レジナルド・エンディコット・バークレー三世(Reginald Endicott Barclay Ⅲ)がフルネームで、ニックネームは「レジー(レッジ)」。人格的に問題のある人物として描かれ、人前ではおどおどした所や、[[吃音]]([[どもり]])や[[虚言癖]]の傾向があり、TNGでは機関部[[中尉]]として登場し、遅刻の常習犯や[[ホロデッキ]]に引き籠るなど問題児扱いされる。[[ガイナン]]のバーでも、ホットミルク等を注文してバーの一番端で飲んでいる。その為、クルーから軽蔑され、[[ウェスリー・クラッシャー|ウェスリー]]に“[[ブロッコリー]]”というあだ名を付けられる。このあだ名がどういう[[スラング]]なのかは判らないが、軽蔑の意味が込められており、ウェスリーは[[ジャン=リュック・ピカード|ピカード]]から二度と言わないように、と注意を受ける。
カウンセラーの[[ディアナ・トロイ]]の心理[[カウンセリング]]を受けるが、本心を打ち明ける事無く、ホロデッキに籠る。ホロデッキの中では、本心をさらけ出せるのかバークレーは自信満々で、倒錯的なプログラム(上官を悪役にして、自身は[[シラノ・ド・ベルジュラック]]に扮して闘ったり、バーでキザな台詞でトロイを口説いて、邪魔をしに入ったライカーを突き飛ばす、など)に耽っていた。それらが露見すると、慌てて謝ったり二度としないと誓ったりするが、以後もバークレーはホロデッキ通いを止めなかった。
何とかしてバークレーを助けたいと思った、直属の上官である機関部長のラ=フォージは、友人として扱ったり、重要な任務を任せたり、本当は実力がある事を説いて、徐々に信頼を得るようになる。そして、何とかラ=フォージを信頼する様になり、ラ=フォージからもレジーと呼ばれるようになる。
 
==TNGでのバークレー==
VOYでは、[[大尉]]に昇進しており、エンタープライズから離れてユートピアプラネシアなどで勤務するが上手くいかず、パリス[[軍隊における階級呼称一覧|提督]]([[トム・パリス]]の父)が指揮を執る、ヴォイジャー帰還のプロジェクトチームに入っている。ここに至ってもホロデッキで、架空のヴォイジャーのクルー達と親しげに話したり、遂にはホロデッキで眠ったりしている(これはホログラムのクルーと議論をする事で、ヴォイジャー帰還のアイディアを考える場所であった)。久しぶりに会いに来たトロイに、「私はヴォイジャーとクルーに魅せられてしまった」「ヴォイジャーが自分の居場所だ」等と言った事から、トロイにホログラム依存症が再発したのでは?と指摘を受ける。この頃にはトロイとは打ち解けており、色々と相談をする。そして、考え付いた計画をパリス提督に直訴するが、「検討する」の一言で片付けられてしまう。だが、直属の上官である[[中佐]](彼はバークレーの実力を評価して、多少の事は多目に見ており、レッジと呼んでいた)にホログラム依存症が再発し、これ以上は見逃す事は出来無い、と休暇を取るようにと命令されて自宅謹慎する。バークレーは必死にトロイにホログラム依存症では無く勤務可能だ、と中佐に言ってくれないかと興奮気味に頼むが、トロイは冷静に今は休む時だと告げる。頼みの綱であったトロイの協力が得られなかったバークレーは、諦めようとするが、どうしても自分が考え付いたアイディアを実証したくて堪らず、遂に勤務先に忍び込んでホログラムのヴォイジャーのクルーに自説を説き、実行を決断する。
TNGでは機関部[[中尉]]として登場し、遅刻の常習犯や[[ホロデッキ]]に引き籠るなど問題児扱いされる。その為、クルーから軽蔑され、[[ウェスリー・クラッシャー|ウェスリー]]に“[[ブロッコリー]]”というあだ名を付けられる。このあだ名に軽蔑の意味が込められており、ウェスリーは[[ジャン=リュック・ピカード|ピカード]]から二度と言わないように、と注意を受ける。
当然、中佐に見つかってしまい、保安部員を派遣されるが、あの手この手で保安部員から逃れて、計画を実行しようとする。最後には中佐自らが説得・身柄確保に向かうが、バークレーは計画を実行する。計画は失敗に終わったと思った頃に、パリス提督が現れて計画を実行してくれと言うが、中佐が「既に許可無くやってしまいました、残念です」と言う。万事休すと思われたが、計画は成功しヴォイジャーとの通信が短時間ではあるが可能になる。提督も中佐も、バークレーを許し、更にヴォイジャー帰還プロジェクトの中心として頑張ってくれとエールを送られる。
カウンセラーの[[ディアナ・トロイ]]の心理[[カウンセリング]]を受けるが、本心を打ち明ける事無く、ホロデッキに籠る。ホロデッキ]]の中では、本心をさらけ出せるのかバークレーは自信満々で、倒錯的なプログラム(上官を悪役にして、自身は[[シラノ・ド・ベルジュラック]]に扮して闘ったり、バーでキザな台詞でトロイを口説いて、邪魔をしに入ったライカーを突き飛ばす、など)に耽っていた。それらが露見すると、慌てて謝ったり二度としないと誓ったりするが、以後もバークレーはホロデッキ通いを止めなかった。
その後、声だけであった通信を、映像も送る事が出来るように改良したり、更にデータ送受信が出来るまでに通信リンクを安定させる事に成功する(これらは昇進に十分値すると思われるのだが、大尉のままである)。その頃、実際のヴォイジャーでは、バークレーを名誉クルーとして祝う。更に最終回では、[[宇宙艦隊アカデミー]]で[[ボーグ]]などについて教える中年の教官になっており、階級も中佐に昇進している(吃音なども治癒しており、学生にジョークなどを飛ばしている)。が、提督になっていた[[キャスリン・ジェインウェイ|ジェインウェイ]]が、時間規則を破って過去に戻った為に歴史は変わり、その後のバークレーがどうなったかは不明である。
何とかしてバークレーを助けたいと思った、直属の上官である機関部長の[[ジョーディ・ラ=フォージ|ラ=フォージ]]は、友人として扱ったり、重要な任務を任せたり、本当は実力がある事を説いて、徐々に信頼を得るようになる。そして、何とかラ=フォージを信頼する様になり、ラ=フォージからもレジーと呼ばれるようになる。
 
==VOYでのバークレー==
 
VOYでは、[[大尉]]に昇進しており、エンタープライズから離れてユートピアプラネシアなどで勤務するが上手くいかず、パリス[[軍隊における階級呼称一覧|提督]]([[トム・パリス]]の父)が指揮を執る、ヴォイジャー帰還のプロジェクトチームに入っている。ここに至ってもホロデッキで、架空のヴォイジャーのクルー達と親しげに話したり、遂にはホロデッキで眠ったりしている(これはホログラムのクルーと議論をする事で、ヴォイジャー帰還のアイディアを考える場所であった)。久しぶりに会いに来たトロイに、「私はヴォイジャーとクルーに魅せられてしまった」「ヴォイジャーが自分の居場所だ」等と言った事から、トロイにホログラム依存症が再発したのでは?と指摘を受ける。この頃にはトロイとは打ち解けており、色々と相談をする。そして、考え付いた計画をパリス提督に直訴するが、「検討する」の一言で片付けられてしまう。だが、直属の上官である[[中佐]](彼はバークレーの実力を評価して、多少の事は多目に見ており、レッジと呼んでいた)にホログラム依存症が再発したとしてこれ以上は見逃す事は出来無い、と休暇を取るようにと命令されて自宅謹慎する。バークレーは必死にトロイにホログラム依存症では無く勤務可能だ中佐に言ってくれないかと興奮気味に頼むが、トロイは冷静に今は休む時無理だと告げる。頼みの綱であったトロイの協力が得られなかったバークレーは、諦めようとするが、どうしても自分が考え付いたアイディアを実証したくて堪らず、遂に勤務先に忍び込んでホログラムのヴォイジャーのクルーに自説を説き、実行を決断する。
その後、ホログラムのエキスパートとして勤務していたのか、ヴォイジャーの[[緊急用医療ホログラム]](EMH、通称ドクター)の生みの親である、[[ルイス・ジマーマン]]博士と深い親交を結び、博士が病気に冒されて遺書をしたためている時にも、自身の死後はホログラム研究の財産のほとんど全てをバークレーに譲る、とまで言われる。
当然、中佐に見つかってしまい保安部員を派遣されるが、バークレーは計画を実行する。計画は失敗に終わったと思った頃にパリス提督も現れて、万事休すと思われたが、計画は成功しヴォイジャーとの通信が短時間ではあるが可能になり、提督も中佐もバークレーを許した。その後、声だけであった通信を、映像も送る事が出来るように改良したり、更にデータ送受信が出来るまでに通信リンクを改良・安定させる事に成功する(これらは昇進に十分値すると思われるのだが、大尉のままである)。その頃、実際のヴォイジャーでは、バークレーを名誉クルーとして祝う。その後、ヴォイジャーの[[緊急用医療ホログラム]](EMH、通称ドクター)の生みの親である、[[ルイス・ジマーマン]]博士と深い親交を結び、博士が病気に冒されて遺書をしたためている時にも、自身の死後はホログラム研究の財産のほとんど全てをバークレーに譲る、とまで言われる。更に最終回では、[[宇宙艦隊アカデミー]]で[[ボーグ]]などについて教える中年の教官になっており、階級も中佐に昇進している(吃音なども治癒しており、学生にジョークなどを飛ばしている)。が、提督になっていた[[キャスリン・ジェインウェイ|ジェインウェイ]]が、時間規則を破って過去に戻った為に歴史は変わり、その後のバークレーがどうなったかは不明である。
 
== 経歴 ==
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==ドゥワイト・シュルツについて==
ちなみに、バークレーを演じた[[ドゥワイト・シュルツ]]は、日本でもお馴染みの海外ドラマ・[[特攻野郎Aチーム]]のクレイジー・モンキー役で既に知られており、Aチームでは声優が故・[[富山敬]]だった為に、スタートレックでは声質が変わり、当初は困惑した人も多かったいるう。
 
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