「コミック・ストリップ」の版間の差分

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== 日本漫画への影響 ==
 
「[[時事新報]]」や「[[新青年 (日本)|新青年]]」などの第二次世界大戦前の日本の新聞や雑誌に翻訳掲載されたコミック・ストリップは、日本[[漫画]]の発展に大きな影響を及ぼした。{{要出典|date=2013年3月}}1923年から「[[アサヒグラフ]]」に掲載された[[ジョージ・マクナマス]]の『[[親爺教育]]』は、当時の日本の読者の間でも人気を博し、1924年には朝日新聞社から2巻の単行本が発刊された。『親爺教育』は[[横山隆一]]、[[杉浦幸雄]]、[[麻生豊]]といった当時の若手漫画家らに影響を与えたことでも特筆される。特に麻生の『[[ノンキナトウサン]]』は、そのスタイルにおいて『親爺教育』の表現手法を大きく取り入れている。戦前の漫画家のみにとどまらず、戦後活躍した[[手塚治虫]]の『[[メトロポリス (漫画)|メトロポリス]]』や『[[ふしぎ旅行記]]』などの作品においても、『親爺教育』からの影響が散見できる。
 
また、「アサヒグラフ」に連載された最初期の児童漫画の一作である『[[正チャンの冒険]]』(1923年)は、イギリスの[[デイリー・ミラー]]紙に連載されていた子供向けのコミック・ストリップ『ピップ・スクウィーク・アンド・ウィルフレッド』(1919年)に触発されて執筆された作品である。