「概算要求基準」の版間の差分

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[[年度]]の予算編成にあたっては、前年度の夏から秋頃までに各省庁が必要な予算額を財務省に示す。これが[[概算要求]]である。これを財務省の[[主計局]]がとりまとめて財務原案と呼ばれる予算の原案を作成するという手順になる。
 
概算要求基準は、この概算要求の上限をあらかじめ財務省が設定して各省庁に通知するものであり、英語で'''[[天井]]'''・'''限度'''を意味する'''[[シーリング]]'''と称される。この数字は[[経済財政諮問会議]]で議論された上で閣議了解されることで決定される。
 
概算要求基準が導入されたのは1980年代である。国の財政赤字が顕著になり始めた時期であり、各省庁の過大な要求を抑えて歳出を削減する必要性から導入された。