「奈良漬け」の版間の差分

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== 歴史 ==
奈良漬けは、元々1300西暦[[700以上も前より『代]]から「かす漬けという名で存在しており[[平城京]]の跡地で発掘された[[長屋王]]木簡にも「粕漬瓜」と記された納品伝票らしきものがある。なお当時の[[酒]]といえば[[どぶろくであっ]]を指していたため、粕とは搾り粕ではなく[[酒]]その容器の底に溜まる沈殿物のことであったようである。また当時は上流階級の保存食・香の物として珍重されていたようで、高級食として扱われていたという記録がある。
 
その後、奈良漬けは[[江戸時代]]に入ると幕府への献上や[[奈良]]を訪れる旅人によって普及し、庶民に愛されるようになる。そして『奈良漬け』という名前に」へ変わったのは、奈良の漢方医[[糸屋宗仙]]が、[[慶長]]年間([[1596年]] - [[1615年]])に名付けたからである。現在では一般名詞化し、[[奈良県]]以外で製造したものも奈良漬けと呼ばれる。奈良県以外では、[[灘五郷]]([[兵庫県]][[神戸市]][[灘区]])などの酒粕を用いた[[甲南漬]]、[[名古屋市]]周辺で収穫される[[守口大根]]を用いた[[守口漬]]などもある。
 
== 特徴 ==
[[ウナギ|鰻]]の蒲焼きに奈良漬けの組み合わせは定番となっている。鰻を食べた後に口に残る脂っこさを奈良漬けが拭い去り、口をさっぱりとさせる効果がある<ref name="大百科">漬物大百科『[http://www.cool-s.net/naraduke.php 奈良漬け(奈良)]』(2010年5月7日閲覧)</ref>。胃の働きを活発にし胸焼けを抑えたり、[[脂肪]]の分解、[[ビタミン]]や[[ミネラル]]の吸収を助けるなどの効果があるとされている<ref name="大百科"/>
 
なお、奈良漬けを多量に食べた後に車両等を運転すると[[酒気帯び運転]]となる場合があるので、食後に運転する予定がある場合は注意する必要がある。ただし、アルコール健康医学協会によると、アルコール度数5%の奈良漬けの場合約60切れ(約400g)もの量を食べなければ基準値に達しないということである。また、財団法人交通事故総合分析センターの実験によると、奈良漬け50gを食べた20分後に行なった走行実験では呼気中のアルコール濃度はゼロであり、走行にも影響を与えていない<ref>[http://web.archive.org/web/20090129112027/http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090124/dst0901241305004-n1.htm 飲酒運転摘発逃れに悪用-「奈良漬」60切れ食べなきゃ無理]([[産経新聞]]、2009年1月24日)</ref>。酒気帯び運転で逮捕されて当初は「奈良漬けを食べた」と供述した事例でも、後の調べで飲酒していたことが判明している<ref>[http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/01/08/03kiji/K20090108Z00001770.html 奈良漬400切れ相当!飲酒運転偽装もバレた]([[スポーツニッポン]]、2009年1月8日)</ref>。
 
== 脚注 ==
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