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しかし2008年12月の宇宙開発委員会や、総合科学技術会議、宇宙開発戦略本部において、災害監視衛星システムSAR衛星は災害監視に特化せずより幅広い用途に活用すべきとの指摘を受けた。もとより災害監視衛星システムSAR衛星は、だいちと同等以上の能力を有する衛星システムであり、宇宙開発委員会でも衛星の開発方針そのものは妥当と判断された。これらのことから、JAXAは災害監視衛星システムSAR衛星の名称を'''陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)'''、または'''だいち2号'''に変更することを宇宙開発委員会に報告した。
 
2009年11月2日に開催された宇宙開発委員会推進部会で、JAXAより開発フェーズに移行するに当たっての報告が行われ、同年12月10日に開催された宇宙開発委員会推進部会において「開発」フェーズへの移行が妥当と判断された<ref>[http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/013/002/gijiroku/1289747.htm 推進部会(平成21年)(第7回)議事録](宇宙開発委員会 推進部会 2009年12月10日)</ref>。だいち2号に搭載するセンサは、だいちに搭載したPALSARの後継となるPALSAR-2で、分解能や撮影頻度が向上している。だいち2号はレーダー衛星なので夜間でも画像を確認できるほか、海上における船舶の識別も可能。JAXAは[[尖閣諸島]]など領土の領有権を巡る問題への対応利用も視野に入れているとしている<ref>{{cite news|url=http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221001055.html|title=「尖閣監視強化だ」中国が日本衛星打ち上げに反発|publisher=テレビ朝日|date=2012-10-01|accessdate=2012-10-02}}</ref>。打ち上げは2013年度を予定している。
 
;性能<ref name="ALOS後継">[http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/rikukai/091002/siryou1-2.pdf 「だいち」後継機の概要](JAXA 2009年10月2日)</ref>