「石見町女児殺人事件」の版間の差分

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しかし同年[[9月29日]]から[[松江地裁]]刑事部で開始された審理において男性は自白を撤回、「事件当夜は大量に飲酒しており記憶がない」と再び主張して事実関係を争った。
 
[[検察]]側は男性が詳細な自供を進んで行っていることを[[証拠]]としたが、[[物証]]は乏しかった。現場からは男性の指紋も精液も検出されず、通常は射精後に肌着に附着するはずの精液痕も男性の[[ブリーフ]]にはなかった。さらに弁護側は当夜泥酔状態にあった男性が女児を抱えて急な山道を登ることは不可能であったと主張した<ref>『闇の中の光』164頁</ref>
 
弁護側が提出した[[精神鑑定]]の結果では、男性には[[小児性愛]]の傾向は認められず<ref>『闇の中の光』248頁</ref>、また事件当夜は大量([[日本酒]]180cc、[[ビール]]大瓶2本 中瓶8本、[[焼酎]]少量、[[ウイスキー]]少量<ref>『闇の中の光』228頁</ref>)に[[飲酒]]しており[[急性アルコール中毒]]による記憶欠損状態だったとされた。