「クロソイド曲線」の版間の差分

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現在カーナビで使用されている折線列3次元データから車載コンピュータがリアルタイムに曲率計算し、上記用途に利用する動向もあるが現実の道路中心線形は建設時に5cmから1m程の製造誤差があり、しかも直線-円弧-クロソイド曲線-放物線の複雑な組み合わせから構成されているため、車載コンピュータで逆問題を精度良く高速に解く自動計算による線形の復元は、安全運転支援の目的で走行時の安定的な計算値を保証することが大変困難である。リアルタイム処理ではない事前の前処理と、超高速データベースに線形データを格納するためのオーサリングが欠かせないことが判明している。
 
最新のトピックスとして、カーナビ・車両走行制御・自動運転・屋外の作業ロボット等の中・低速移動体制御にも、追尾フィルター<ref>[http://search.ieice.org/bin/pdf_link.php?category=B&lang&year=2010&fname=j93-b_11_1504&abst=j 1. 小菅義夫  「レーダによる単一目標追尾法の現状と将来」]</ref>の基本方程式としての仮想軌道がにわかに注目を集めている。これは、仮想軌道が進行方向の曲率やアップダウン(縦断勾配)だけでなく、横断勾配カントもパラメータとして保有しており、このカント値が5%前後のエネルギー消費に関連していることが判明したためである。一方、航空機の飛行制御・衛星軌道制御・ミサイル制御等の先行分野では[[カルマンフィルター]]<ref>[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC カルマンフィルター]</ref>を利用した追尾フィルターは常識としてミサイルに組込まれていることもあって、他の分野から学び、トラッキングを精密に制御するニーズへの対応が始まっている。
 
ADAS 用途のデジタル地図としてはNAVTEQ社のElectronic Horizon<ref>[http://www.google.com/patents/US6735515 Method and system for providing an electronic horizon in an advanced driver assistance system architecture]</ref>やSANEI社のVirtual Orbit<ref>[http://www.google.com/patents/US6711480 System, method and program for supporting driving of cars]</ref>(仮想軌道)が良く知られている。クロソイド曲線をデジタル地図の走行路データとして活用している自動車開発・検査用途の[[CAE]]ソフトウェアは