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'''添乗員'''(てんじょういん)とは、[[旅行会社]]の[[パッケージツアー]]や[[団体旅行]]に同行し、計画に従ってツアーが安全かつ円滑に施行されるように[[交通機関]]や各種施設との調整や対応を行って行程を管理するとともに、ツアー客に対する説明や窓口役となる業務を行う者を指す。
 
'''ツアーコンダクター'''(Tour Conductor、略称・'''ツアコン''')とも呼ばれるが、これも各旅行会社により呼び方が異なり、[[KNTツーリスト]]や[[クラブツーリズム]]等では「'''TD'''」(ツアーディレクター・旅の[[演出家]])と称する。日本国外ではツアーエスコート(Tour Escort)あるいはツアーリーダー(Tour Leader)、ツアーサポーターと呼ばれることが多い。
 
日本の[[旅行業法]]では「旅行会社の企画旅行に同行して旅程管理業務をおこなう者」と規定されており、原則として旅程管理主任者資格が必要である(後述)。
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# 修了前または後1年以内に1回、または修了後3年以内に2回、所属する派遣会社から派遣されて旅行会社が実施する企画旅行のサブ(補助)添乗員の業務を行う、または派遣会社・協会の実施する実務研修に参加する。
# 主任者証は原則はそのツアーを実施する旅行会社が発行するものであるが派遣の添乗員については添乗サービス協会から旅程管理主任者証の交付を受ける。
# [[公共職業能力開発施設]]が資格取得学校などに委託して実施する[[職業訓練]]([[委託訓練]])を受講する。(2010年時点では、[[トラベル&コンダクターカレッジ]], [[ツーリストエキスパーツ]], などが委託訓練を受託し実施している)
# 旅行学科や[[観光学科]]のある[[専門学校]]や[[大学]]に通う。おもに、[[東京観光専門学校]]や[[ホスピタリティ ツーリズム専門学校]]([[トラベルジャーナル]])や[[明海大学]]などがある。
 
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また、2008年頃、[[阪急交通社]]およびその子会社の阪急トラベルサポートに対し三田[[労働基準監督署]]から業務日報で労働時間が割り出せることから[[業務改善命令]]が発令された。その後、2009年頃より日帰りツアーに関しては時給制に移行した会社や日帰り手当て等が支払われるようになった。
 
その他、旅程管理者の資格取得費用及び[[教科書]]代は自己負担(国内20000円程度・総合30000円程度・上記の職業訓練は5000円程度)の所が多いため、特に新入社員や最初の内は初期費用の投資負担金が大きい<ref>『[[タウンワーク]]』・『[[アイデム|ジョブアイデム]]』の求人情報の給与情報より。</ref>{{出典無効|date=2010年6月}}<!--[[WP:RS#情報源|一次資料]]のため出典として無効-->。
 
=== 添乗派遣会社の種類 ===
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* インハウス - 主な旅行会社の[[子会社]]。親会社の添乗がメイン。初心者には精算書類がい1つで良いのが利点。
** ジャッツ - [[日本旅行]] - 国内ツアーは殆どない
** [[ツーリストエキスパーツ]] - [[KNT近畿日本ツーリスト]]・[[クラブツグルリズム]]
** JTBサポートインターナショナル - [[ジェイティービー]]
** 阪急トラベルサポート - [[阪急交通社]]
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** 旅行綜研 - [[エイチ・アイ・エス]]がメインで他の大手とも取引が多い。
*** ダイヤモンドシステム - 旅行綜研の子会社で、成増の[[クラブツーリズム]]を請け負っている。
 
* 独立系 - 色々な添乗派遣先の会社を受け持っている会社。派遣先は毎回違う場合もありうる。精算書類も会社毎に違うので経験者でないと勤まらない場合が多い。
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** ホライズンインターナショナル - 阪急交通社の添乗が多い。
** フォーラムジャパン - 中小の各旅行会社の[[福利厚生]]部門が集まって設立された[[合弁事業|合弁会社]]。給与待遇は派遣会社の中では一番良い。
 
 
基本的には国内添乗を経験した後、海外添乗が普通だが、海外がメインの派遣会社は国内添乗をしないで最初から海外添乗の場合もある。
 
繁忙期と閑散期の波が大きいので、他の派遣会社からの派遣会社に応援要請やアサイン割当てを横流しすることも多く、この場合[[多重派遣|二重派遣]]になり、労働者派遣法違反の可能性もある。
 
== 脚注 ==
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[[Category:旅行]]
[[Category:職業]]
 
[[pl:Przewodnik turystyczny]]
[[zh-tw:领队]]