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:石製の瓦。古い例では近世以前の建築である[[丸岡城]][[天守]]に葺かれている[[凝灰岩]]製のものがある。寒冷地域では葺けない粘土瓦の代わりとして葺かれたのが始まりである。古いタイプの石瓦は、重く、製造も容易ではない。他に[[粘板岩]](スレート)製のものを使う。複雑な形のものは製造できないので、雨漏りしやすく、緩勾配の屋根には適していない。
 
==  歴史 ==
[[画像:Gangoji05st3200.jpg|thumb|240px|現存日本最古(飛鳥時代)の瓦(本瓦葺き、[[元興寺]])]]
史上、初めて瓦が登場するのはおよそ2800年前の[[中国]]とされる。日本にはおよそ1420年前の[[西暦]][[588年]]、[[百済]]から[[仏教]]と共に伝来。[[飛鳥寺]]で初めて使用されたとされる。仕様は平瓦を並べ、そのジョイント上に丸瓦を並べた現在でも使われている'''本瓦葺き'''とほぼ同じである。[[飛鳥時代]]では、瓦葺きの許された建物は[[寺院]]のみである。現存日本最古の瓦は飛鳥時代のもので、[[元興寺]]の極楽坊本堂と禅室に葺かれている瓦とされる。