「森繁久彌のおやじは熟年」の版間の差分

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== 「熟年」とのかかわり ==
本作が放映されたのは、「熟年」という言葉が社会で広く使われ始めるようになった時期であった。主演の森繁は、まだこの言葉が一般的ではなかった1977年に、60歳から80歳までの年齢層を「熟年」と呼ぶことを提唱した原三郎(東京医科大学名誉教授)本人から、パーティーで直接説明を受けている<ref>「『熟年』論争の運命は?」朝日新聞1981年4月5日</ref>。以後、森繁もこの意見に賛同し、1980年に放映されたテレビドラマ『機の音』(『[[24時間テレビ「愛は地球を救う」]]』内)出演の際、新聞の取材で「60歳から80歳は熟年ですよ」と答えている<ref>朝日新聞1980年8月22日</ref>。本作で森繁が演じた大文字も「65歳は熟年」と主張する人物で、この点は自身の主張持論と重なっていた。
 
==脚注==