「アセチルサリチル酸」の版間の差分

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[[ファイル:BayerHeroin.png|200px|thumb|バイエルアスピリンの広告(1904年)[[ヘロイン]]なども宣伝されている]]
[[ファイル:Aspirine.jpg|200px|サムネイル|現在売られているバイエルアスピリン]]
アセチルサリチル酸は世界で初めて人工合成された医薬品である。[[1899年]][[3月6日]]にバイエル社によって「アスピリン」の[[商標]]が登録され発売された。翌[[1900年]]には粉末を錠剤化。発売してからわずかな年月で鎮痛薬の一大ブランドに成長し、なかでも米国での台頭はめざましく、[[20世紀]]初頭には、全世界のバイエルの売り上げのうち3分の1を占めた。
 
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=== 大衆薬 ===
[[ファイル:Aspirine.jpg|200px|サムネイル|現在売られているバイエルアスピリン]]
==== バイエルアスピリン ====
1錠あたりアセチルサリチル酸500 mg(高用量)を含有するシンプルな製品で、[[2001年]]10月から[[明治製菓]]が提携して発売し、[[2008年]]10月からは[[佐藤製薬]]が発売している。適応症は解熱や頭痛・外傷痛など各種の鎮痛。[[ライオン株式会社|ライオン]]の[[バファリン]]Aよりも1錠あたりのアセチルサリチル酸そのものの量が多く、制酸剤を含まない事から、効果そのものは強い。ただし、胃への負担を軽くする制酸剤を含まないため、使用上の注意に「胃・十二指腸潰瘍を起こしている人」は服用しないようにとの但し書きがある。バファリンの場合は、同症状の場合、医師または薬剤師に相談せよとはあるものの、服用してはいけないとは書かれていない。