「漢和辞典」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Addbot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク 1 件をウィキデータ上の d:q8193338 に転記
TASH (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
44行目:
==主要な漢和辞典==
[[ファイル:kanji_dic2.jpg|thumb|日本の出版社の漢和辞典]]
ここでは、一般向け漢和辞典と中学生以降を対象とする中学生~一般向け(ここでは、端書きに中学生向けと記載されているものを指す)辞典を列記する。この中には現在、絶版になっているものも含む。一般書店では小型版が主流である。また、古くは四段組、単色刷のものも多かったが、現在は三段組、二色刷のものが主流となっている。その他、2000年以降のものは文字コードが記載されているもの多い。
 
=== [[三省堂]] ===
86行目:
 
=== [[大修館書店]] ===
語学関係に強みを持つ出版社で、大漢和辞典で著名。また、『[[明鏡国語辞典]]』など革新的な辞典を刊行することが多い。
;[[大漢和辞典]]
*[[諸橋轍次]]【編】 親字48,000 熟語530,000 大型。全20巻
134行目:
;漢字典
*[[小和田顯]] [[遠藤哲夫 (中国文学者)|遠藤哲夫]] [[伊東倫厚]] 親字10,000 熟語46,000 小型
:競合他社の専門的小型漢和辞典に対抗するため、1999年に初版刊行。2006年に改訂し、2011年に新装版を刊行。同社の定番漢和辞典となっている。漢文読解に注力しているが、日常向けの側面も持つ
;漢和中辞典
*赤塚忠 [[阿部吉雄]]【編】 親字11,000 熟語62,000 中型
:1977年刊行。専ら漢文学習を目的とした専門的な中辞典。
;旺文社標準漢和辞典
*遠藤哲夫・小和田 顯・[[大島 晃]]【編】 親字6,000 熟語40,000 (中学生~一般向け)
1968年に初版刊行、中学向けの草分け的存在。2011年に刊行された第六版で大幅に親字数を増加させた。
 
145行目:
;福武漢和辞典
*[[石川忠久]]・小和田顕・遠藤哲夫 【編】 親字8,000 熟語50,000 
:1990年に刊行現在は絶版(同社HPからは出版情報確認できず)。四段組。
;ベネッセ新修漢和辞典 
*[[新田大作]]・[[福井文雅]]【著】 親字4,600 熟語28,000 (中学生~高校生向け) 小型
222行目:
:福武書店時代から同名タイトルで1985年に初版刊行。2013年現在第五版。コラムに注力しているほか、爪に部首見出しを記載するなど見やすさを追求。
*例解小学漢字辞典 [[林四郎]] [[大村浜|大村はま]]【監修】 三省堂 親字3000字(常用・人名・表外)
:1977年に『学習漢字図解辞典』として刊行。1998年に現タイトルに改め、2013年現在第四版。字意ごとに熟語を分類。また、類書で唯一JISコード記載がある。
*例解学習漢字辞典 藤堂明保【著】 小学館 親字3000字(常用・人名・表外) ([[ドラえもん]]をタイアップしたバージョンもある)
:1972年に初版刊行以来、2013年現在第七版を数える最古参の一つ。収録熟語の多さを売りとしており、第七版は25,000語を超える。また、類書に先駆け、柱部分に部首一覧を設けた
*新レインボー小学漢字辞典 加納喜光【監修・編集】 学研 親字約3000字(常用・人名)
:古くは『学研小学漢字辞典』として1980年に刊行。1996年に『レインボー小学漢字辞典』、更に改訂後は”新”を冠するようになり、2013年現在改訂第四版。前身から数えると改訂は7回以上に及ぶ。類書と比較するとイラストを多用、コラムにも注力している。また、類書に先駆けて、総ルビを行っている。
*旺文社小学漢字新辞典 [[尾上兼英]]【監修】 旺文社 親字3200字(常用・人名・表外)
:1987年に初版刊行、2013年現在第四版。常用漢字外の漢字を積極的に採用するなど、類書最多の収録字数を売りとしている。